山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

放山

2010-02-28 18:39:45 |  山スキー

■平成22年2月28日(日)
■ルート:シャルマン火打スキー場トップ11:25~放山12:20~南又川左股右岸の沢~シャルマンスキー場13:50
■同行メンバー:ようさん、中隆

当初の計画では白鳥山の予定で朝4時過ぎに自宅を出発した。
その時点でかなり雨が降っていたが、天気予報を信じて新潟方面へ向かった。
低気圧の通過が当初の天気予報よりだいぶ遅れたのか、日本海に着いてもまだ雨は止まなかった。
親不知の道の駅の車中でオリンピック女子パシュートの銀メダル獲得シーンなどを見ながら作戦会議を開き、白鳥山はあきらめてシャルマン火打スキー場から放山へ転進することに決定する。
超お手軽コースであるが、こんな天気の時の代替ルートとしてはありがたい存在だ。

スキー場に到着すると雨が雪に変わったもののガスは相変わらず晴れない。
仕方ないのでスキー場の午前券を購入してゲレンデを滑りながら晴れるのを待つ。


ようやく10時半頃からガスも晴れ始めたことから、待ってましたとばかりにザックを担いで放山への尾根を登り始める。


小1時間で山頂に到着。海谷方面の山々が見えてきた。
これはいいぞと思っていると、一瞬のうちにガスが下から上がってきて、あたりはホワイトアウト状態に包まれてしまう。

しばらく待機していたがガスが晴れる兆しが見えないので、仕方なく尾根を戻ることにする。


標高を下げるにつれガスも少しづつではあるが薄くなり始めた。
地図上で池のあるポイントからスキーヤーズレフトの沢に入り、しばしの滑りでゲレンデの下部に出た。

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四ツ岳 北面台地 リベンジ

2010-02-21 22:00:17 |  山スキー

シルキー パウダー爆走中!

■平成22年2月21日(日)
■同行メンバー:I顧問
■ルート:平湯温泉キャンプ場6:35~大滝川渡渉点7:44~北面台地森林限界2350m10:44~四ツ岳(2744m)12:11~北面台地滑降~平湯キャンプ場14:34

去年の4月、そして一週間前と2回連続で敗退した四ツ岳北面台地。
標高差1400m以上あり、そこそこの技術と体力、そしてなんと言っても気象条件が勝負を左右する。
移動性高気圧に当たった本日、最高の条件に恵まれて3度目の正直で山頂を往復することができた。

天気は良い割には気温は低く、山頂から平湯キャンプ場まで雪質はALLパウダー。
特に、上部2300mまでの大オープンバーンはアドレナリン出まくりの雄叫び斜面だった。


森林限界を越え、山頂まで標高差250m。最も苦しいところ。
樹林帯で温存した体力を放出して頑張る。


山頂からGO!


直下はカリカリだが、すぐに極楽パウダーの世界へ。






先行のボーダー君たちに喰われてしまったが、そこは北面台地、ノートラック斜面はそこかしこにある。


I顧問のサイケなメットには「BORN TO BE FREE」とプリントされている。
今まさにその瞬間を楽しんでいるのでしょう。


北面台地、下部もパウ!
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四ツ岳 北面台地

2010-02-14 17:07:35 |  山スキー

プチパウのツリーラン。(中隆くん撮影)

■平成22年2月14日(日)
■ルート:平湯キャンプ場6:00~四ツ岳北面台地2380m地点11:00(往復)~平湯キャンプ場12:25
■同行メンバー:ようさん、ナベさん、Y永さん、中隆

今年の冬は寒波は来るものの長続きせず、すぐに雨となってしまうパターンが続いている。
先週の飯縄山東尾根で極上のパウダーを満喫したばかりだが、その数日後に雨が降った。四ツ岳北面台地もその例外ではなかったようだ。
アイスバーンの上に薄く新雪が乗った状態で、非常にスリッピーな斜面が続く。
たまらずスキーアイゼンを装着した。

山スキー2回目のY永さんはこのテクニカルな斜面を上手くこなすことができず、途中で待機する羽目になってしまった。


(北面台地の上部から穂高連峰が見えた)

標高2400m付近が森林限界、上部を見ると強風が吹き荒れている。天気は申し分ないのだが、ガチガチのアイスバーンを山頂まで登り上げる気もなく、さっさとドロップを決める。


(エッジをガリガリうならせながらの滑り)
なるべく新雪が溜まっていそうな場所を選んで滑るのだが、ターンを決めるたびに新雪は流れ、ガリガリ・ガリガリとアイスバーンを引っかいてしまう。


(大滝川渡渉地点。一箇所ブリッジがつながっていた。(帰路撮影))

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飯綱山 東尾根

2010-02-07 19:17:42 |  山スキー


(飯縄リゾートスキー場から帰り際に撮影)
右のピークが霊仙寺山。左のピーク飯縄山から手前に伸びるのが東尾根

■平成22年2月7日(日)
■ルート:飯綱リゾートスキー場P8:55~飯綱山東尾根~飯綱山頂13:22~往路滑降~飯綱リゾートスキー場14:38
■同行メンバー:I顧問、N氏

本来なら平湯・安房山へ出動の予定であったが、中の湯温泉に問い合わせると6日(土曜日)から尋常ではない雪の降り具合とのこと。
数年前に雪崩事故があった安房山はあっさりパスして、I顧問の定番ルートである飯縄山東尾根に転進した。

今回初めて同行させていただくN氏は、I顧問主宰の山スキー塾の門下生である。

飯縄リゾートスキー場の駐車場からシールをつけてゲレンデ脇をしばらく登り、適当な所から左折して沢を渡り東尾根に取り付く。

スキー場から山頂まで標高差約1000m、東尾根は尾根も広く、今シーズンのたっぷりの積雪で藪も隠れで概ね登りやすい斜面が続く。

出発時は雪が降っていた天気も徐々に回復傾向で、青空が見えるようになりモチベーションも上がってくる。

1箇所細尾根上の大岩を巻くところが少々いやらしいが、あとは淡々とラッセルをがんんばり山頂に到達する。


山頂直下のオープンバーンをハイクアップするI顧問

山頂と思しき所に到着する。高さ2~3mはあろうかと思われる立派な標柱は完全に埋没していた。今シーズンの大雪を物語っている。

休んでいると、戸隠スキー場方面から登ってきたと思われるボーダーパーティーが到着した。
こいつらに先にパウダー食われたらいかんと、休憩もそこそこにドロップを開始する。


善光寺平を眼下に山頂から滑降開始。


底なしのパウパウ!
自由自在にターンが決まる。
俺ってこんなに上手かったっけ?と錯覚してしまうほど。
今シーズン最高の雪質と言って過言ではないだろう。

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