山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

大渚山

2007-12-29 18:39:00 |  山スキー

■平成19年12月29日(土)
■メンバー:Y隊長、I顧問、u-chef、Iブチ、hitoshi515
■コース:小谷温泉栃の樹亭8:05~鎌池~湯峠9:45~大渚山11:00(往路戻る)栃の樹亭13:30

本年の山納めは大渚山となった。

前夜、納会ということで大町市内某所でY隊長、komaさんと宴会。
3人で1升五合+αも飲んでしまった。
6時間も飲み続けているんだから、まあしょうがないか。(笑)

翌朝起きてみると、昨夜からの雨がまだ降っている。
所用ですぐ帰宅しなければならないkomaさんの呪いの雨かもしれないと思いながら、車で栃の樹亭まで移動する。
飲みすぎで頭が重い。
 
湯峠に着くとなんと晴れ間が出てきた。やった、呪いは解けた!
 
雪質は雨の影響で超湿雪の重雪。
今シーズン初ノーパウダーとなってしまった。
それでもモナカよりはましか。

途中でビーコン訓練をやり、往路を戻った。
鎌池周辺は小ギャップの登りが結構あって疲れた。

さて、年末年始の天気は大荒れの予報とのこと。
しっかり降って、1月3日の滑り初めは晴れて欲しいものである。

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乗鞍連峰・金山岩

2007-12-27 21:44:44 |  山スキー

 
(金山岩山頂 バックは笠ヶ岳)

■平成19年12月27日(木)
■メンバー:ようさんwith RJAC 3名
        山スキー同人「山遊びの日々」 I顧問、中隆、hitoshi515
        計7名
■コース:平湯温泉スキー場上8:30~平湯尾根~金山岩12:20~ワサビ谷~14:40~国道158号~平湯温泉15:35

晴天が約束された27日。
ついに来た。厳冬期では数少ないビッグチャンスの到来だ。
11月の立山以来、好天から遠ざかっていた。
でも代休は全て消化済み。
ならば有給休暇を取りましょう。
もう「釣りバカ日誌」ならぬ「山バカ日誌」状態だ。(笑)

本日のコースは「岳人12月号」に紹介されていた、平湯尾根~金山岩~ワサビ谷である。
今年の1月に平湯尾根往復をやっているが、平湯尾根はアップダウンが何箇所かあり、滑りは今ひとつといった感があった。

リフトの最高所から平湯尾根を登る。
ラッセルもほとんど無く、景色を見ながら快適に登る。
笠ヶ岳、穂高、方面の展望が素晴らしい。
黒部五郎や北ノ俣岳も見える。

 
(平湯尾根上部の森林限界付近を登る)


(金山岩直下のクラスト斜面を登る)

 
(十石山も間近に見える)

さて、山頂からの下り。
クラスト斜面をやり過ごし、真北に伸びる尾根に滑り込む。



雪質は北面のためパウパウ!
皆「変な声」を出しながら快適に降りていく。

尾根の末端が急傾斜で沢に落ち込んでいる。
心配していた下部の積雪も十分なので、沢沿いに下っていくことにする。
途中、ノドのように狭まった滝に遭遇するが、なんとかこなして安房平へ。
どうも正規ルートの尾根からやや西の尾根を下ってしまったようだ。
毎度思うことだが、とにかく下りのルートファインディングは難しい。

傾斜のゆるいアップダウンをしばらく繰り返し、冬季閉鎖の国道158に合流する。
スノーモービルのトレースを使って快適に平湯温泉に下ることができた。

「平湯の森」で温泉に浸かりながら、反省会。
長い一日だったが不思議と疲れは全くなかった。

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(コーチャンの滑り。これでテレ板です。)

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天狗原山 南西尾根

2007-12-24 18:32:28 |  山スキー

■平成19年12月24日(月)
■メンバー:I顧問、ようさん
■ルート:栃の樹亭8:00~天狗原山南西尾根1520m地点11:30~栃の樹亭14:00
■天気:雪(あられ)、強風

3連休の最終日。
前半の2日は大掃除や年賀状づくりでがんばったので、自分へのささやかなご褒美として山スキーに出かけることにした。
今日はクリスマスイブだし、クリスマスツリーならぬモンスターツリーに出会えるかな?(笑)。

林道をシールで歩き始めると、間もなくあられが激しく振り出し、おまけに雷まで鳴り始める。
しかも近い所に落ちている。
寒冷前線が通過しているのか?天気は最悪である。

 
(激藪と格闘するI顧問。こんなとこ滑れませ~ん!)

林道1055mのカーブを曲がったところから尾根に取り付くが、かなりの藪で難渋する。
ようやく1300mの南西尾根に乗っかり、強風に叩かれながら尾根を登り、1525m付近の夏道と合流する開けた場所に到着する。
ブナの樹のたもとにツェルトを張り、大休止。
視界もどんどん悪くなるし、もうこれ以上の状況の好転は望めないでしょうと、下山にかかることに。

雪質は「あられパウダー」。
初めて経験する雪質かもしれない。
板はよく曲がるが、通常のパウダーよりもスピードが出すぎてしまう。
樹に激突しそうになったり、雪庇をダイブしそうになったりしながらも、それなりに快適に、楽しく滑ることができた。

 
雪庇の切れ間からドロップ・イン

 
「あられパウダー」いただきました。

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猫岳・第3尾根

2007-12-15 19:46:56 |  山スキー

■平成19年12月15日(土)
■メンバー:ようさん、S村くん、hitoshi515
■ルート:平湯峠の下7:10~夫婦松8:50~乗鞍スカイライン2300m地点11:05~平湯峠の下12:30
■天気:雪

どうもこのところ週末の天気がいただけないが、12月中旬に山スキーができること自体ありがたいことである。

当初、久手牧場から第3尾根を登ろうと偵察するが、積雪が十分でなくスカイラインへ。
ジムニーで行けるところまで突っ込み、出発の準備をしていると、単独行者がすごいスピードで上がっていった。
どこかで見たような人。
もしかして、岐阜のスーパー山スキーヤーhoshiyaさんかもと思いつつ、ありがたくトレースを使わせていただく。

夫婦松からスカイラインを離れ、第3尾根に入る。
今日がバックカントリーデビューのS村君。スノーシューがはまりまくり、遅れ気味となる。

猫の小屋を過ぎる頃から、雪が激しく降り、視界も5mほどとなる。
S村君もバテ気味。
標高2300m付近で、頂上をあきらめ下山開始。
樹林帯をショートカットしながら下り始める。
雪質は内陸性の乾いたさらさらのパウダーでご機嫌だ。

少し降りた所で、朝の単独行者が華麗なターンで舞い降りてきた。
お話を聞くと、やはりhoshiyaさんであった。(岳人1月号に西穂ワンデイの記録と写真がある。)
四ッ岳の予定だったが、猫岳に変更したとのこと。
しばし情報交換をし、Dr.早川さんやDr.篠崎さんの話題で盛り上がる。

尾根は少々藪っぽいが、雪質がいいので全く苦にならない。
瞬時に藪をかわしながらのスキーもまた楽しいものである。

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八方尾根(唐松岳中途敗退)

2007-12-09 17:21:29 |  山スキー

■平成19年12月9日(日)
■メンバー:Y隊長、I顧問、hitoshi515
■コース:八方ゴンドラ上のリフト終点8:30~八方池10:00(風雪強く、大休止)~樺の林11:25~八方ゴンドラ13:00

八方尾根から唐松岳アタックの予定であった。

八方ゴンドラから一本リフトを乗り継ぎ、最終リフトの横をシールで上がっていく。
我々のほかに、バックカントリー系のグループ1パーティーが先行している。
スタート当初は青空も少し見えており、期待が持てたのだが、標高が上がるに連れて風雪が強くなり、ゴーグルと目出帽の完全防備となる。
八方池付近で風はますます強くなり、ツエルトを被って大休止とする。
しばらく待ってみたが、状況が好転する見込みも無いため、樺の林で撤退を決める。[E:shock]

滑りの雪質はパックパウダーで重く、傾斜がゆるい箇所では下りラッセルとなる。
それでも場所を選べば、パウダーランも味わえる。
南面の沢にドロップしたパーティーがあったが、雪質もよさそうで楽しそうだった。

皮肉にも運休中の最終リフト横のゲレンデが、一番傾斜もあり、楽しめることができた。
ゲレンデの積雪は十分ではなく、下りもゴンドラ乗車となった。

なんとか、もう少し積雪お願いします[E:snow]

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