山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

会津駒ケ岳~御神楽沢~大戸沢岳

2015-03-29 21:05:14 |  山スキー

■2015年3月28日(土)
■ルート:下ノ原登山口930m6:25~駒の小屋~会津駒ケ岳2133m10:28~御神楽沢~ムジナクボ沢出合1596m11:02~大戸沢岳2089m13:29~北東尾根~下大戸沢スノーシェッド840m14:31
■メンバー:単独

【概要】
安曇野を前夜出発、途中2回の仮眠を交えて予定より少し遅れて檜枝岐に到着。会津駒ケ岳は3年前の福島赴任中に登って以来のこと。下ノ原登山口からシールでスタート。スノーシューのトレースを避けて登りやすい雪質で順調に標高を上げていく。


シラビソの樹林帯を抜けると燧ヶ岳が登場。
4時間で山頂に到着。結構早かったかなと思ったが3年前の記録を見ると3時間15分だったw


さてここから未知の領域。
期待と不安の入り混じる中、駒ケ岳山頂から中門岳方面の稜線をへ少し滑ってから御神楽沢の源頭斜面に滑り込む。
先行者のシュプールがついていた。


御神楽沢の緩やかな斜面を見下ろす。
ルートは自由自在。こんな風に自由気ままにスキーを滑らせる感じがたまらない。


沢のボトムは柔らかい新雪が残っており滑りやすかった。
先行パーティーは途中で登り返したようだ。


ムジナクボ沢出合。
向こうに見えるのは会津丸山岳。2007年9月にY隊長と沢を詰めて登った思い出の山。
そして御神楽沢は30年ほど前に沢登りで登ったものの、悪天で中退した苦い思い出の沢。
そんなことをつらつら考えながら休憩する。


大戸沢岳を目指してムジナクボ沢を登る。標高差500mの登り返しだ。
沢の中は無風で暑い。水1リットルでは足りないので雪を何度も補充するはめに。


途中からシールに雪がくっつく下駄状態となり苦労する。
何度もシールワックスを塗っても効果なし。こういう時はどうしたらいいんでしょう?
板が3倍くらいの重さになり体力を奪われ時間がかかる。


やっとこさ大戸沢岳到着。この景色で生き返ったよ。


会津駒ケ岳と中門岳。
山頂から御神楽沢に降りる自分のシュプールが確認できた。


広域地図を持ってこなかったので山座同定が難しい。真っ白な中門岳の向こうは毛猛山、浅草岳方面?


山頂から北東尾根へGO。


素晴らしいオープンバーンが続く。山スキー天国。


三岩岳方面

標高1400m付近から尾根が狭くなってきたので左手の沢状にドロップする。
こちらもいい斜面だが、いかんせん雪が悪かった。


中ノ沢と三ツ岩沢の間にある平坦地に降り立つ。デブリも少なくきれい。
ここから滑りやすい雪原を滑り下大戸沢の左岸から右岸への渡渉もブリッジで難なくクリアした。


下大戸沢スノーシェッドに到着。
しかし、ここから檜枝岐まで車を回収に1時間ちょっとの車道歩きが待っていた。疲れた体にきつかった~。

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北ア 岩菅山・横前倉山(北野から南俣沢経由)

2015-03-22 08:57:16 |  山スキー

■2015年3月21日(土)
■ルート:小谷村北野集落(693m)6:18~南俣沢(1300m)8:20~風吹山荘9:55~岩菅山(1889m)10:35~横前倉山(1907m)11:23~南俣沢(1400m)~北野集落12:51
■メンバー:単独

【概要】
静かな山旅系春スキーを楽しもうと風吹岳エリアを計画した。
昨年の同時期に北野から南俣沢経由で風吹岳を往復している。
今回は少し足を伸ばして、風吹池の東から未踏の岩菅山を往復後、小敷池を縦断して横前倉山へ。
横前倉のオープンバーンをひと滑りしてから南にトラバースして1450mで南俣沢に合流し。往路を北野へ戻った。
横前倉のオープンは数日前の雨でアイシーだったが、少し標高を下げると快適なザラメを楽しむことができた。


南俣沢源頭斜面 メロウでいい感じです。


南俣沢を詰め上げると風吹山荘が現れる。


大雪原の風吹大池


岩菅山の山頂直下の雪庇に獣を発見。クマかと思ってよく見るとカモシカ。前足で雪庇を切り崩している。


足場を固めるとヒョイと稜線に乗り上げた。
ドヤ顔でこっちを見ているような。


わざわざそんな厳しいところ登らんでもと思うが。
いつもはもっさりした印象のカモシカですが登攀力の高さを知りました。


岩菅山頂。ヘリがぶんぶん飛んでいたが白乗で遭難があったことを後で知る。


白馬乗鞍方面。手前に向かって天狗原からのツアールートが伸びる。
一旦風吹大池まで降りてから小敷池を縦断して横前倉山に登る。


横前倉山頂。
箙岳から蒲原山へ続く稜線が見える。

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白馬 小日向山

2015-03-01 07:13:42 |  山スキー

■2015年2月28日(土)
■ルート:白馬二股(840m)7:21~奥ノ滝ノ沢の北側の尾根~1263P~小日向山(1907m)11:48~南面滑降~小倉池~二股13:32
■同行メンバー:N嶋さん

今シーズン2回目の小日向山。
東面の・1263の尾根から登り、南面の小倉池へ滑走した。
昨夜の降雪が30~40cmあり、出発準備中に大雪渓方面から雪崩音が2発聞こえた。
今日は要注意日だ。地形に留意し、終始保守的な行動を心がけた。


山頂から白馬鑓と杓子。


ガラガラ沢に次々とシュプールが入り始める。
雪崩そうで見ていて怖い。今日のコンディションでよく行くよなぁ~。


唐松沢には新しいデブリが見える。無名沢にもシュプールが入る。


来ました!天国のスロープ


白馬鑓と杓子がど~ん。杓子沢は真っ白でデブリなし。


この景色を見に来ました。


小蓮華方面


東尾根の新雪を滑ってから南尾根へ


さすがに南面は重雪だったが太板ロッカーなら十分回していける。
小倉池からジェットコースターの林道を滑って二股ゴール。

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