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醍醐寺 2022京都ひとり桜旅

2022-04-10 | そうだ 京都、行こう。
4月7日
ひとり桜旅2日目

昨夜は2日目の予定を練るつもりでしたが
疲れすぎて爆睡でした。
朝起きて、ギリギリの時間まで行き先を検討♪
(朝ドラを見て感動♪)
とりあえず行きたい所を3箇所ピックアップ
無理をせずゆっくりと回ることにしました。

荷物をコインロッカーに預け
八条口の京阪バス停から9時過ぎに出発

9:50
世界文化遺産【醍醐寺】到着
バスに乗っている時から
溢れ出る桜並木に小さな歓声が上がっていました。

「醍醐の花見」の始まりです。

バス停、駐車場から桜馬場に向かう道の桜並木

















想像以上に桜に溢れているので
桜越しに歴史の重み深い遺産を眺めてみることにしました。

桜馬場

 

桜越しの唐門(国宝)



西大門(仁王門)



仁王門前にかぶさるように咲く桜
本当に綺麗でした。









仁王門から桜馬場を振り返る

仁王門をくぐって《伽藍エリア》へ





金堂(国宝)








五重塔(国宝)
京都府下最古の木造建築物



桜越しに見る





観音堂に続く道
桜も綺麗ですが新緑も眩しいほどです。



不動堂



日月門









観音堂









戻ります。

先程、祖師堂の前を通りかかったとき
静かに朝の祈りが捧げられていました。
お勤めが終わって移動されるようです。



祖師堂

観光地ですが観光地ではない。
平安時代からの人々の信仰が息づいている。
祈りの場所であることは
ずっと昔から変わらないのでしょう。



本当に多種類の桜がありますが
八重紅枝垂にはどうしても特別に惹きつけられます。









清瀧宮本殿(重文)





最初に入った時に気にかかっていたのですが…
桜に圧倒されて通り過ぎていました。
ここにあった醍醐の森が平成30年の台風で
全部薙ぎ倒された跡だそうです。
一体何百年かかってつくられた森だったのか…
心が痛みます。



金堂を振り返る。



仁王門を入ってすぐの両側の森が全て消えてしまったようです。
入り口に置いてあったそれまでの森の写真を見て
唖然としました。



仁王門を出て一礼





《三宝院エリア》

ここにも立派な枝垂れ桜 



苔むした幹に貫禄があります。












表書院には入りませんでした。



三宝院庭園
秀吉自らが基本設計をしたそうです。



唐門を内側から



三宝院を出て駐車場への道を少し戻り



《霊宝館エリア》

霊宝館



この種類の桜を見かけたのはここだけでした。







ここの枝垂れ桜たちは
咲き誇る圧倒的な存在感というより
優しげで落ち着きます。







花びらがまるで下草の小花のよう


この後、仏像棟に入り
静かな時間を過ごしました。
この現代、まさに災いに包まれている今
穏やかなお顔、厳しいお顔に
救いを求めたくなるのかもしれません。

紅葉も負けずに可憐です。



さぞかし大きな樹だったのでしょう。
根元に近い部分しか残っていませんが
元の姿を想像するとまた景色が変わってきます。



11時前
総門を外から。
朝はバス停からだったので通りませんでした。





地下鉄東西線に乗って山科に向かいます。

道は続く



余談「宿について」

今回の宿はネットで
超安いビジネスホテルを探しました。
(前回の冬の旅で味をしめました。)
シングルルームで最低限の設備でしたが
泊まるだけには充分。
清潔で快適です。
最近そういうホテルが増えているみたいですね。
笑っちゃうくらいの安値ですが
特筆すべきは朝食が無料でサービスというところ。
あくまでサービスなので簡素です。
朝、ロビーに降りると、無人で
ヌードル、コーヒー、ジュース、スープ等の
飲み物が用意されていて
食パンをトースターで自分で焼いて食べます。
飲み物は24時間無料で提供されます。
チェックアウトもカードキーを挿入するだけ。
フロントの方とのやりとりはありません。

京都らしい町屋の風情ある宿もアリ、
京都の喫茶店で美味しい朝食もアリですが
1人だし時間の節約という意味ではこれもアリです。
その時の目的、メンバー、気分、財政状況(笑)で
色々試していこう。

夜、ホテルで見たNHK京都のニュース
天気も桜満開も京都タワーも嬉しい😆





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