一人時間

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霧ヶ峰 山小屋宿泊ツアー 八島湿原〜鷲ヶ峰

2024-07-07 | ゆる山登山・ハイキング
昨年の秋、チーム鍋割で霧ヶ峰に行きました。

山小屋で何をしないをしに行く山旅 霧ヶ峰① - 一人時間

10月15日(日)ミナヅキさんプレゼンツ霧ヶ峰の旅チーム鍋割雨の中出発する。スイスブログがやっと終わったと思ったら霧ヶ峰シリーズです(*´∀`*)【スイスもいいけど日本の...

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また違う季節に…と思っていたら
おとな女子登山部でナイスなツアーが上がる。
仕事もひと段落していたので飛びつくように申込み


6月29日
6時過ぎ自宅出発 7:47あずさ75号
10:00上諏訪駅集合
10:35上諏訪駅西口バス停
かりんちゃん号をみて、ここの駅を思い出しました。
このところ、あずさに縁があるなー(嬉しい)


50分弱で八島湿原に到着。
身支度を整えてトレッキング開始。
目の前の小山を差して「あそこを目指します」
と言われてまずびっくり。
湿原散策と思い込んでいたので。
今回自分の中で色々勘違いがあり、コレはその1。
そうです。おとな女子登山部なんですから
登らないことはないでしょう。

11:40
気を取り直して山野草を眺めながら歩きます。

バイカウツギ


霧ヶ峰湿原植物群
ワクワクするわ〜


まずは下で八島湿原を確認。
楽しみになってきました〜


前回、必死で登った車山山頂が見えます。


花ごよみ、見たいけど見えなーい。
でも立ち止まってまで写せなーい。
というのが集団行動のプチストレス。
コレは仕方ありません。パンフで後で調べよう。


途中道々、ガイドさんが教えてくれます。


ちょうどニッコウキスゲの季節でした。
あちこちで群生しています。


ニシキウツギ



レンゲツヅジ


鷲ヶ峰が見渡せるところで水補給


車山方面


この先が鷲ヶ峰


鹿よけの柵を通って出ます。
八島湿原の花々はこの柵で守られているのですね。
そういえば昨年泊まったくぬるぷヒュッテの方が
宿の周りのニッコウキスゲは
ほぼ鹿に食い尽くされたと嘆いてらっしゃいました。


遠く連なる山々が見えなくてちょっと残念


コウリンカの群生


登り始めたバス停、ビジターセンター付近


八島湿原の全貌が見えてきました。
湿原の向こう側 明日歩くコースも見えます。
(物見石〜蝶々深山〜車山)


Photo by 好日山荘おとな女子登山部


Photo by 好日山荘おとな女子登山部

諏訪湖


ニシキウツギ



12:23 鷲ヶ峰の山頂はもうちょっと先ですが
ここの眺望の方がいいので、一息入れます。


八島湿原が見渡せるのです。



ここで待っていてもいいと言われ迷いましたが
ささっと往復15分と言われ頑張ることに。

コウリンカ






12:40 着いた〜 鷲ヶ峰山頂1,798m


ま、記録なので2枚載せさせていただきます。





霧ヶ峰の草原は、実は森林限界とは違うそうです。

霧ヶ峰の草原は、周辺集落の人々の採草により維持されてきた半自然草原である。
 湿原の泥炭層に残された花粉の分析や遺跡から、
霧ヶ峰の草原が広がったのは、平安時代以降と見られる。
特に江戸時代には周辺集落の農耕用牛馬の飼料や
田畑の肥料として草の需要が高まり、
全山にわたる本格的な採草が行われるようになった。
この入会地としての利用に伴い
霧ヶ峰の草原が完成されたと考えられている。
ただし、霧ヶ峰は高冷地で、やせた火山灰土壌であり、
風が強く吹きつける場所等、
一部は自然草原であったともいわれる。
近世以降、霧ヶ峰の草原は、
周辺集落の人々の採草と草の生産能力を維持するための
火入れ(野焼き)により維持され、
数百年の間に独自の植生が形成されたが、
農業の機械化や化学肥料の普及に伴って
草の需要が減少し、昭和 30 年代の半ばを境に
本格的採草が行われなくなった。
その後約 50 年が経過した結果、
草原に樹木が生えて  森林化が進行しているほか、
植生の変化が進んでいる状況がある。
「長野県 霧ヶ峰の自然と歴史のあらまし」より

ガイドさんに簡単に聞いたのですが
これが人の手によるものだったとは知りませんでした。


13:00
先程の展望の良い場所に戻ってランチタイム

Photo by 好日山荘おとな女子登山部

前回に引き続き、のり弁おにぎり
これ一個で十分お腹が満たされます。




同じ道を下ります。
葉っぱの小さい紅葉。
ガイドさんが名前を教えてくれましたが聞き逃す…


鹿の柵をまた越えて、
ここからバス停ではなく違う道へ






タカトウダイ


ハクサンフウロ


13:53ハクサンフウロを撮った途端、
何とカメラの容量が一杯に∑(゚Д゚)
バッテリーの容量は気にしていましたが
まさかSDカードの容量は。。。。
(1番最初の画像は昨年のスイス🇨🇭でした)

八島湿原まで戻ってきて
ここで草花を撮るのを1番楽しみにしていたのに…
持ってきたマクロレンズの意味がぁ…

今までの行程



湿原歩きに続く

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