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自然に学ぶ庭づくり〜種まきと多年草の手入れ〜

2016-11-12 | ガーデニング講座
〜ポールスミザー スペシャルガーデニング講座〜

京王フローラルガーデンアンジェで開講される
ポール先生のガーデンセミナー
3度目の参加です。

前回の講座は風薫る5月
剪定講座でした。
今はもう秋、ホント時が経つの早い。


講座前にすぐに半額に飛びつく。




小球根35球追加です^_^;



お話はいつものように漫談風


ポール先生の講座に参加するのも6度目
植物への愛で溢れるお話に
人としての生き方まで学ぶようで
本当に癒されます。

せっせとノートもとりました。
ガーデン講座の時が一番熱心かも。
てゆーか、他にノート取ることあるかしら???

レトロなノート、伊東屋で買いました。

何でもかんでも形から入る(笑)

庭友のためにポイントだけ少しまとめます。
【MEMO】
・多年草の一番大事な手入れは株分け
・株分けして人にあげて、人からいいものをもらう。園芸の常識。笑笑
・どんな場所でもそこに合う多年草はある。
・切り戻しの時期は自分が汚いと思う時に切ること。花が終わった時でも、新芽が上がってくる時でも良い。枯れ草や種は残した方が、下の芽を守るという役目もある。が、汚いと思ったら切っても良い。種を残した方が、動物たち、鳥たち自然にとっては良い。切る場所はどこでも良いが、目印になる部分だけ残しておく。
・株分けはなるべく良いところ、健康的なところを残す
・多年草を植えた後は、パーク堆肥か腐葉土を土が見えないくらいまくこと。雑草が生えてこないしミミズが耕してくれて良い土になる。
・落ち葉が全部落ちた後に、その上からバーク堆肥をかけてしまう。湿り気があるので発酵が早い。

・種まき…自分の場所で採れたものを自分の場所に蒔く。そこに合ったものが育つ。
・種を採ってかわかし、紙袋に入れて、冷蔵庫の中で保管する。(温度変化のないところ)
・鉢上げの時期のポイントは、自分でその芽をつかまえる(つまめるっていう意味かな)ことができるか、ということ。本葉が出た時、とは必ずしも言えない。
・苗が小さいうちに植え替える方が良い。楽だし植物がよく育つ。
・種から苗を作ると気持ちに余裕ができる。1.2本枯れても大丈夫。

植物別の詳細はノートに。
きっとポール先生の本にも書いてあるはずよ。




午後からはアンジェの庭に出てデモンストレーション
毎度のようにアンジェの人の目をかすめて
勝手に剪定、株分け(笑)

使う道具は剪定鋏と山菜堀りのみ。

今回は種を採ってよく見せてくださいました。


これはノリウツギ・ミナヅキ

多年草と相性の良い低木。
今年伸びた芽、2つ目くらいで剪定する。
毎年、ピースの形が増えていく。
ピースだらけになった時は
時々深く切ってさっぱりさせると良い。

右が剪定前、左が剪定後です。
花が残った冬姿が好きな人は、
春までこのままにしておけばいいということです。
どちらもありですね。

でもこれはポール先生がしたわけではなく
剪定にもかなりの不満があったようで。。。

一本の樹で実際の剪定のし直しを。
その枝がどうしたいのかどう伸びたいのか、
枝と会話するように整理していく技はさすがでした。

アナベルの剪定方法
ノリウツギは枝が丈夫なので、上記のような剪定方法ですが
アナベルは地際まで切り戻します。その時期は好きな時。目印になるように先を残すだけ。
そのまま伸ばしておくと倒れやすくだらしなくなり、花も小さい。


これはヒガンバナの球根
塊になっています。

株分けが必要です。
日当たりの良い場所に植え替えます。
しばらく花が咲かない水仙も同じ。
葉っぱが出てきた時が植え替えのチャンスです。
球根はどんどん分けた方が良い。
大きい球根だけにしてポンポンと植えていくと良い。

球根を植えるなら土がまだ温かいうちに。
根が出てよくはります。


ここは昨年、水仙の株分けを実演してくださった場所

ヘレボレス(クリスマスローズ)
株分けの必要なし。
木陰、湿り気のある日陰が好き。
花の蕾が上がった頃に古い葉を取る。
種は大きく沢山零れ種で、花の下に芽を出すので、芽を拾い上げて、別の場所に植え替えてやる。

グラスガーデン
光を透かして綺麗ね。



綺麗と感じた時は株分けの時期なんだそうです。
大きくなりすぎているから。

↑うちでは冬を越せなかったフワフワのグラス。。。

チカラシバ。。。というと抜かれるから
学名で言った方がいいらしいよ(笑)

日本では雑草でもイギリスでは大人気
高い値で売れる。


ワイルドオーツは切り戻す。
うちではあちこちで増えまくり抜きまくりなので
雑草扱い。



ガウラ
人気の花だけどポール先生的には憎っくきガウラって扱いでした。
確かにワイルドオーツ的に芽が出て蔓延ってますね。
うちではルドベキアタカオも同じ扱い。


ここは研修センターの前のコーナー

ポール先生がアンジェの植栽の中で唯一褒めてたわ(笑)
立派なサルスベリの木


昨年失敗した、マツムシソウの種まきについて質問してみました。
・ポール先生の種まきは2月
・八ヶ岳では、その後六週間、何度も凍る。その寒さでOK。
・世話を長い間しなくても良い。
・芽が出なくてもその後2年は世話をすると良い。
いつか芽生えるかもしれません。
・マツムシソウは暑さに弱い。



ポール先生ありがとうございました!
明日からの元気がもらえました!
モチベーションアップ!!!!


そしてついでにバーベキューコーナー下見

ここいいわ。
今度使おう。

準備、片付けなし。
京王多摩川駅降りてすぐ。
食べて飲んで喋って帰るだけ。女子会に最適!

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