平安神宮を出て
岡崎疎水の桜を見ながら東に入ります。
たっぷりとした水を湛える琵琶湖疏水
水面に映りこむ桜並木
京都市動物園もあり、キリンの長い首が見えました。
(写真には写っていません)
東山を目指して歩けばいいんですね。
少し南に下るとまた京都らしい路地に。
この料亭は知る人ぞ知る懐石料理の老舗・・・なんですって。
ランチの値段をググってみたら一けた違っていました・・・
【無鄰菴】
明治・大正の元老、山縣有朋の別荘
小さな入口をくぐります。
東山の景観を取り入れ、琵琶湖疏水を引き込んだ池泉回遊式庭園
広々とした庭
まるで借景の東山からそのまま流れ込んだような小川
懐かしい気分にさせる流れ 添えられた植物達
すみれの丘
ふかふかの苔の上に桜の花びらが落ちています。
庭に桜の木はありません。
上を向いて探したら、塀の向こうのお隣の桜から花びらが舞い下りてきたようです 。
野山に遊びにきたような気持ちにさせてくれる庭です。
この場所ではせせらぎの音とともに録画しました。
この奥から疎水を引きこんだ滝、庭の川の始まりです。
この庭は近代日本庭園の先駆者ともいわれる小川治兵衛の作。
先ほど訪れた平安神宮神苑も治兵衛の作庭園だそうです。
木造の母屋 ガラス越しに見る庭もいいですね。
洋館には、日露戦争開戦を決断したという部屋が往時のまま残されていました。
ここからも庭が絵のように楽しめます。
この壁の中にあんな庭園が広がっているんですよ~
この辺りの大邸宅の囲いの中には
きっときっと素晴らしいお庭が隠れているのでしょうね。
さっきの苔の上の花びらの出所
さらに東に入ります。
交差点の橋の下にインクラインが見えます。
琵琶湖の湖水を京都市に流すために作られた琵琶湖疎水(水路)。
今回の桜旅では、疎水脇を満開の桜に包まれるようにしてのんびり歩きました。
東山では、疎水の水を引きこんだ名園をたくさん見ることができました。
【インクライン】
船を線路上の台車に乗せて運ぶインクライン、ここが始まりですね。
現在は廃止されているので、みなさん花見をされています。
【南禅寺】
紅葉の南禅寺とはまた違う姿
雄大な三門前の桜はまだ咲いていませんでした。
帰る時間が迫っていたので、
方丈庭園も水路閣も
そして前回も行けなかった天授庵にも寄ることはできませんでした。
次は必ず寄るからね~ 。
蹴上駅に向かう味わい深い一本道
ここでも疎水の豊かな流れ
この辺りは閑静なお屋敷がたくさん
外からは見えないけれど、
中にはどこも疎水を利用した大きなお庭が広がっているのだそうです。
さて前回も通ったねじりまんぼ
上には先ほどのインクラインが通っているのですが・・・
あれあれ、なんだかすごい人ですよ。
登ってみなくちゃ。
満開のソメイヨシノ
まあ。
なんていう景色でしょう。
大勢の人々が線路の上で桜を楽しんでる!!
みんな幸せそうですよ~
座って一休み
たくさん歩いたなあ。
歩けてよかったなあ。
充実した姉妹桜旅もここでおしまい。
姉の旅のパターンは、
綿密な計画を立てておいて、なおかつ当日はスケジュールは一旦捨てる。
気分とその場の流れに合わせて、行動を決める。
気ままなようで、結果的には予定通りの、
予定以上のサプライズ有りのミラクルな旅に終わる。
これって、研究授業の指導案と同じことだなあ。
基本的な事だけどとても大事なこと。
2人の別れはいつも
♪あなたは右へ~私は左へ ♪
また行こうね。
PS.
今度は忘れずにツーショット写真撮ろうね。
おまけ
美術館のカフェで舞い降りてきた花びら