片泊まり宿「寿栄屋」さんのお部屋は、圓徳院の南庭に面しています。
夜初めて、灯りのついていない部屋に入ると、
ライトアップされた圓徳院の灯りが部屋の中に満ち満ちていて、
うわ~・・・となったわけです。
何だか分からないけど得した気分。
朝。
水琴窟の夢で目を覚ます・・・
藪椿は圓徳院の庭にいる子
上から眺めるのもいいもんだ。
朝ご飯。
京の美味しい「おばんざい」の賑やかなお膳。
可愛い小皿。
女将さんとの楽しいお喋り。
ちょうどいい堅さのご飯、おかわりしました。
ごちそうさまでした。
また今度もこの部屋に泊まりたいね。
女将さんにおいとまを告げて
さてバス停に向かいます。
ちゃんと八坂の塔に挨拶ができる道
八坂の塔から下るこの坂道、好きです。
今日もいい天気です。
バスで銀閣寺前まで揺られます。
さてさて、京都の桜の王道、哲学の道が始まります。
【哲学の道】
川縁の満開のソメイヨシノ
青空
川面にも映っています。
桜のトンネル
この国に生まれてよかった。
桜の枝が近い。
川面に花びらが流れる。
いつまでも散策していたいけれど・・・
橋を渡り左に曲がり山の道に入ります。
行き止まりは椿の生け垣
うわ~・・・・
この道は好きだ。
さっきまでの桜満開、春爛漫からは一転
人気のない静かな山裾の道。
やぶ椿の赤い花が点々と落ちています。
【法然院】
ほとんど人がいない静けさに
鳥の声が響き渡ります。
茅葺きの山門前の緩やかな石畳の坂道は
やぶ椿の花模様
息をのむような美しさ。
その場でぐるりとまわって、静けさと鳥のさえずりも一緒に録画しました。
右手の山は墓地。
見事な紅枝垂れ桜の下には、
文豪 谷崎潤一郎夫妻が眠っておりました。
白砂壇
参拝者の心身を清めてくれるものなんですって。
法然院は椿でも有名なお寺だそうです。
この椿の葉っぱのあしらい
桜の季節は椿の季節でもありますね。
法然院 好きなお寺のひとつになりました。
今日はここまで。
その6は「真如堂」からです。