予定していたメメントモリは予約客でいっぱいだそうです。
吉田山山頂のカフェ「茂庵」にも行ってみたいので、そこはまた今度。
それにしても、どこで食べようかな。
旅慣れた、そして空腹時には動物的勘が働く姉が
美術館にロックオン。
美的感覚にこだわる美術館には美しいカフェがあるはずだと・・・。
鳥居のすぐそばの京都国立近代美術館
まー、なんとゆーことでしょー!!!
想像通りの、いえ想像以上のカフェが待ち受けていたではありませんか。
なんと疎水沿いの桜下のオープンカフェですよ。
きゃーーーー。姉妹興奮。
何時間待ってもここがいい!とすぐさま決定。
そんなに待つことなく通されたのは
こんな素敵なテーブルですよ。
もう二人してにこにこです。
赤いパラソルもオサレ。
♪ソーダ水の中を~貨物船が通る~
水ですけど。
遊覧船が通りました。
きっと幸せな顔をしているはずです。桜マジックってすごい。
桜は満開になってやっと、散り始めるんですって。
私達が京都に行く前の春の嵐にも散らなかったのは、
そういうことだったのですね。
今、ここにこうして座っていると、
ちらちらちらちらと、桜色の花びらが舞い落ちてくるのです。
テーブルの上に
疎水の流れの上にも
疲れた足をブラブラと投げだし、
時間を忘れてお喋りに興じる。
桜と疎水と赤い橋と赤いパラソルと
疎水の流れる様子のようにゆったりと、
この偶然の出会いに感謝して時間を過ごす。
もちろん美味しい食事も!
贅沢空間。
デザートのあんみつに飾ったのは、さっき落ちてきた花びら
コーヒーに桜の影が映りこみます。
途中でネクタイ柄のシジュウカラも飛んできて
座ったままでバードウォッチングまできてしまうという素晴らしさ。
人々のお喋りや姉のうきうきした声も含めて、動画に残しました。
外から見ると・・・
大袈裟かもしれないけど
一生の中でも印象に残るかもしれないお昼ご飯でした。
何もかもがぴたっとかちっとピースがはまりこんだと感じるくらい
場所と時間と2人の気分と桜が完璧だった。
奇跡的な宝物のような時間をありがとう。
姉の勘と美術館の存在と今日一日全てに感謝します。
眠いので今日はここまで。
次は無鄰菴からです。
続く。