元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

京都市会2月市会始まる 2月16日ー20日

2010年02月21日 | 日記
●2月20日(土)

 午前10時に北白川は京都造形芸術大学に。左京区誕生80周年記念事業区民講座として「左京の伝統行事調査報告会―祭礼を支える人々―」と題した会。歴史遺産学科の末松剛ゼミの学生たちレポート。一乗寺の八大神社における「御弓神事」や岩倉は石座神社の「秋の例大祭」、大原の「八朔踊り」などを対象に調査・研究した成果を報告。左京は伝統行事の宝庫。行事を支える地元の人たちもたいへんだね。他府県からの参加者も。いい企画でした。
 
 昼は、「みやこめっせ」での京都青年団体会議主催の「年年歳歳2010―京の匠、衣食住遊」の催しに。京都で活躍している様々な青年団体が結集して様々なブースで展示。「北山 たけのうち」のうなぎ茶漬けなど美味しい食を味わう。
 
 昼過ぎは、吉田神社参集殿で節分の直会(反省会)。今年はまあまあの天気でたくさんの参拝客があった。事故も喧嘩もなく無事に終わったと宮司さんからの報告。おチョコで乾杯してお開き。
 
 午後は、日韓親善協会の理事会。諸般の報告や新年度の事業計画など提案。京都市と韓国の慶州市との姉妹都市実現の提案なども。ぼくからは、耳塚を描いた映画「月下の侵略者」の上映協力のお礼を述べる。
 
 そして、おふくろの見舞いに。病室からベッドに座って双眼鏡で比叡山や大文字山が見渡していた。少し食事もできるようになったみたいで一安心か。

 夕方は、車いす駅伝大会の開会式。今年で21年目。高校駅伝、女子駅伝、大文字駅伝と続いた京都の冬の行事もこの車いす駅伝があるともうすぐ春の訪れ。全国から28チームが参加。高円宮妃殿下も来られての開会式。

 夜は、吉田今宮会と敬神会のメンバーによる節分の直会に顔を出して冒頭の乾杯の音頭。ゆっくりしたかったが、ボーイスカウト24団の育成会総会に。
息子がカブスカウトで世話になっていたからもう25年ぐらいの付き合いか。24団は結成60年を超えているのかな。ビーバー隊からベンチャー隊まで活発な活動がされているようだ。ぜひ入隊をお勧めします。

●2月19日(金)

 10時から議員会。山岸理事から諸般の報告があり、補正予算の審議状況について普通予算特別委員会の第一分科会、第二分科会、公営企業予算特別委員会のそれぞれの委員から報告があり、問題点などについて議論。賛成する方向で決まる。
 また今般、新税として入湯税のことが提案されているが、過日旅館組合の方々との懇談会を受けて、行財政局の税務部長らから改めて説明を受けて質疑。京都市内にスーパー銭湯や温泉を売りにしているホテルや旅館もいくつかあるが、千円以下の入浴客に宿泊を伴う場合は150円、入浴だけの場合は100円の税をかけるというもの。論議が必要や。
 
 午後は、事務所にて2月24日に行うぼくの代表質問の案内を知らせるべく議員レポートの発送準備やメールニュースを送る作業。髪の毛が伸びていたので下鴨の「チョキチョキ」にて整髪。テレビ中継されるのでちょっとは小奇麗にしておかないとね。
 夕方は、わが事務所の隣人であるギオン福住、中村さんのお父さんの通夜。同志社ラグビー出身ということもありたくさんの方々が参列されていた。

●2月18日(木)

 午前10時から09年度補正予算を審議する普通・公営企業予算委員会が開催。ぼくは普通予算委員会の第二分科会に所属。
 2月補正予算は、生活保護扶助費の母子加算の復活や「地域活性化・きめこまかな臨時交付金」を財源として70億円。
 都市計画局では、高齢者向け優良賃貸住宅供給促進事業やあんぜん住宅改善資金融資制度、歩いて楽しいまちなか戦略、分譲マンション耐震改修助成の減額。 
 また建設局は国直轄事業負担金廃止問題について議論がされ、きめ細かな臨時交付金事業として無電柱化整備事業や道路維持補修に予算化された。消防局は、全国瞬時警報システムについて、教育委員会は退職手当の見込み増などによる補正。
 保健福祉局は、保育園連盟の余剰金7億円余を子育て支援事業基金に積み立てることや、こども手当て電算システム整備事業や生活保護扶助費の増額などについてぼくも質問をする。

 夕方、おふくろの見舞い。便に出血が見られたとかでちょっと気分が沈んでいる感じ。

 夜は、事務所で市政報告会。20人ほどのメンバーに集まってもらう。代表質問の原稿を示して予算案や2月市会の議案など課題について説明。そして今後の活動について意見交流。ポスターの作成など本格的に準備を始めようと思う。

●2月17日(水)

 本会議。本会議前、恒例の京都市交響楽団団員による京都市歌と「美しい青きドナウ」の木管五重奏の演奏。京都市会ならではの光景。
 
 2月市会の始まり、冒頭、共産党の加藤広太郎議員が辞職するとのこと。1年ほど前から体調を崩されていて心配していたが、スポーツマンで歯切れの言い質問する議員で確か7期目かな。ご静養されてお元気になられることを。
 
 そして門川市長から予算議案についての提案説明。きしくもちょうど2年前の2月17日が投票日。小雪舞う心底寒い夜で開票結果でもあった。世界同時不況や新型インフルエンザ対策などこの2年間の状況と自分が進めてきた施策など述べた後、新年度予算に対する思いと重点政策について説明。「芽吹いた種を大きく育てる時」ということで、「生活安心・未来へのトライ」と名づけた一般会計7600億円、特別会計・公営企業会計あわせて1兆6千億円の京都市予算について説明。星川副市長からは、その他の議案について説明がある。
 議長から延会宣言のあと、本会議場で普通・公営企業予算委員会の委員長の互選。

 本会議の後、京都生協や消費者団体のメンバーと「食の安心・安全条例」のことで議員団と懇談会。骨子に書かれていたものから削除されて項目があることや京都府の条例を策定するときの経過などお聞きする。京都生協もギョウザ事件など苦労したことがよく理解できた。委員会での質疑で議論しよう。

 午後は、議員研修会として本会議場で北海学園大学教授の神原勝教授の「議会改革の課題と議会基本条例の意義」と題した講演。北海道は栗山町の「議会基本条例」のことなどを例に議会の権能と改革についての講演。各議員真剣に拝聴。

 そして今日の午後5時が代表質問の要旨についての提出期限。昨夜書き込んだデーターを行財政局総務部の議事係りに提出。ぼくが最初だった。明日明後日と、各議員の質問要旨を受けて当局の勉強会が行われ答弁について検討されることになる。
 
 夕方、とある知人と同行して京滋マンション管理対策協議会に。代表の谷垣千秋君とは学生時代からの長い付き合い。赤錆防止の給水システムのことや老朽化と高齢化するマンション問題について懇談。
 夜は、おふくろを見舞って帰宅しておやじと一緒に食事。「なにがなんやわからん」と言いつつ若いときのことを思い出してはよく喋るよ。

●2月16日(火)

 朝10時から議員会。保健福祉局から予算概要やこの市会に上程される議案についての説明。補正予算や一般会計、国民健康保険特別会計以外にもこの市会で議論になる保健福祉局の議案は多い。
 食品等の安全性及び安心な食生活の確保に関する条例の制定や市立病院の独立法人化、市立看護短期大学の廃止と仏教大学への移行、保健所の支所化のこと、また保育園行政に関わるプール制のこと、もちろん「こども手当」のことある。大いに議論をしよう。
 
 議員会では、この本会議で代表質問に立つぼくと今枝議員と中野洋一議員が質問要旨についてのそれぞれ説明。
 ぼくはオーソドックスに門川市政2年目の折り返し点になっての総括と今後の市政運営の決意、新政権になっての予算編成と交付税など財政のこと、グラフを示して質問をする予定。
 また食品等の安全性及び安心な食生活の確保に関すること、そして左京区役所の移転に関わる諸問題、とりわけ跡地活用のことと交通アクセス問題について問い、さらに岡崎地区の活性化策について、昨夜書き上げた草稿を示す。
 順番は、今枝、ぼく、中野の順番で登壇することになり、ぼくの質問は24日(水)の午前10時40分頃から11時30分頃まで。京都放送とインターネットでの中継があるので見てや!
 
 夜は、明日夕方5時が質問要旨を行財政局総務課議事係りに出すべく
数字を入れたりの原稿の点検。後はいちど読み上げてみて、文章を切ったり訂正、追加したりで、もういちど手直しをすることになる。当日の気分でアドリブもやるが、この20数年、本会議でなんども質問しているが、それなりに気合を入れている。
 バンクーバーオリンピックでスピードスケートで長島選手が銀、加藤選手が銅メダル。

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