元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

市職員逮捕と委員会流会 2月25・26日

2010年02月28日 | 日記
●2月26日(金)

予算委員会は2日目。第二分科会での質疑は建設局。局からの説明の後、共産の委員に続いて、民主のトップバッターでぼくが質疑。冒頭、この5年間の土木費の歳入と歳出のグラフを配布しての質疑。わが前原国交大臣のこの間の考え方を披露して、新政府の公共事業費が圧縮されたことで、京都市土木費の予算編成の方針やその考え方、また未来まちづくり推進枠での実施される事業と見送られた事業の精査、そして3月に開通する第二京阪道路と結ぶことになる京都高速道路の効果などについて限られた時間内で質疑する。

昼食を終わってさあ昼からの委員会に臨もうとしていたら自民党から各委員会の再開を待ってほしいとのこと。何でやろう、と各議員部屋で待機しているが、なかなか始まらん。喫煙室で自民党の議員や廊下で市会事務局に探りを入れると、この夏に新たな事業として予定されている「京の七夕」事業の実行委員会が予算も議決されていないのに、3月1日に実行委員会が結成されるとのことに、自民がクレームをつけて産業観光局の局長らを問いただしているとのこと。

議員団室でその成り行きを待ちながらテレビではちょうどオリンピックは女子フィギュアスケートのキム・ヨナ選手と浅田真央選手の対決の場面。
泣くな真央ちゃん、ようがんばった!銀メダルおめでとう!

随時理事懇談会が開催されて打開が図られるが、なかなか委員会は再開されず。民主でも産業観光局幹部を呼んでその経緯について説明を求めて、ちょっと先走り過ぎと苦言も。 で、3時前になっても委員会は再開されずに、結局流会。来週の3月5日(金)に改めて建設局、文化市民局などと審議することになった。こういうケースは、いままで前例がなかったな。何が起こるかわからんよ。
 
夜は、中尾写真館でポスター用の写真撮影。ネクタイをとっかえひっかえ、カメラマンやわが応援団のメンバーにアドバイスをしてもらいながらの撮影。来春が選挙だが、1年前からポスター写真の撮影をするのは未だかつてなかったこと。今度はマジにやるで!どんなポスターができるかな。

●2月25日(木)

昨夜遅く都市計画局の幹部から落ち込んだ声で、事情がよくわからないのですが、職員が贈収賄容疑で逮捕された、との電話。委員会の前にはよく事件が起こるのだ。門川市政の2年間、不祥事根絶を目指してきたのに、またか!もうがっくり。

今日から3月4日まで一週間の予定で普通・公営企業予算特別委員会が開かれる。ぼくは第二分科会に所属。委員会室にテレビカメラが入る。冒頭、都市計画局長が沈痛な表情で報告。全員の理事者が頭を垂れて陳謝。この件については詳細が分かってから後日、まちづくり消防委員会で議論されることになった。

そして都市計画局から歳入・歳出の説明があり、以下自民、共産、民主、公明の順で各委員が質疑に立つ。ぼくは昨日の本会議で質疑したところなので、民主からは、山岸、中野、天方、宮本が質疑に立つ。ぼくはメモを取る。
各委員、予算に関連して、らくなん進都、耐震助成事業、空き家対策、キリンビール跡地、新景観条例のその後の課題や検証システム、京町家、狭隘道路の整備、レンタサイクル、マンション管理、市営住宅や改良住宅のことなど質疑。

多くの議員が取り上げたのは、「歩くまち・京都」の憲章と総合交通戦略のこと。環境モデル都市、国際文化観光都市として、人と公共交通優先の「歩いて楽しいまちづくり」を進めようというもの。四条通のトランジットモール化、東大路通の自動車抑制や歩道の拡幅、パークアンドライド、京都駅南口の整備など戦略が示された。さて市民や観光客の協力があってできるものだが、さてどう実行するかな。

夜は、事務所にて明日の審議のために建設局の予算や事業を点検して質問メモづくり。ポイントは、新政権になって「コンクリートから人」への公共事業抑制の予算のこと。

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