寒いから安心という訳ではないようです・・・
冬の臭いケア、しっかりできていますか?
男性化粧品メーカーでもある“マンダム”は、「スメルマネジメント」をすすめており、これは職場や家庭における男性の体臭問題の解決解決に取り組む活動のことです。
近年、体臭や口臭などのニオイは、職場や周囲に不快感を与える「スメルハラスメント」(スメハラ)と呼ばれる問題にもなっているようです。
私もそろそろ加齢臭が気になる歳にもなってきました・・・
マンダムでは『においケア検定』なるものを実施しているようで、その検定問題で興味深いものをいくつか紹介します。
Q・加齢臭が、におう部位は?
この問題に対し、においケア検定の受講者の81%が「耳の後ろ」、11%が「頭」と回答していますが・・・
これはどちらも間違いで、加齢臭は皮脂が酸化することで発生するため、全身から排出され、実際に臭いと感じるほど発生するのは背中と胸の中心だそうです。
耳の後ろが臭いとすれば、それは「汗臭」で、その場合、耳の後ろだけではなく、頭頂部・後頭部・首の後ろをケアしなければニオイはなくならないとのこと。
Q・日本人男性の体臭は薄い?
入浴してから24時間後の測定では、日本人男性の95%のワキの部位が臭く、しかも強度も強いという結果が出ているようです。
日本人は肉が主食ではないため、体臭が薄いという通説は誤りで、入浴後6時間からにおいの原因菌は増殖し始め、ケアしなければ体臭がきつくなってしまうそうです。
冬場も、厚着をし過ぎると汗をかき、それを放っておくと間違いなく臭いは発生しますし、衣類にも臭いは付着したままとなるのですね・・・
怖いのは、自分だけがその臭いに気付かないという状況です・・・
自分の体臭がわからないのは、自分の部屋のにおいがわからないのと同じで、そのにおいに親しみすぎて、わからなくなってしまう生理反応だそうで、この状態のことを“馴化(じゅんか)”というそうです。
今は、体臭や口臭をバラの香りに変えるサプリメントもあるようですが、お金をかけるのではなく、全身の清潔を保つことでスメルマネジメントに取り組みたいと思います。