「あぁ~疲れた、もうせんど…」
実行委員長から開口一番出てきた言葉は意外でした…
今年も宮崎の夜を彩る『かわみなみ電飾大作戦』の点灯式に行ってきました。
今年で18回目となるこのイベントは、川南や児湯だけではなく、宮崎全体を照らしてくれる心温まるイルミネーションとなってくれています。
約25万個の電球で彩られる澄みきった夜は、幻想的であり、メルヘンチックでもあり、まさに子どもから大人まで楽しめる空間となっています。
だから準備は大変なんです…
川南町観光協会の方々が中心となり、商工会や若者連絡協議会などの有志が3週間かけて会場となるサンA文化ホール周辺を彩っていくのですが、皆さん生業の傍らプライベートの時間を削り、ボランティアで作業されるのです。
18年間…
イルミネーションの規模が大きくなるにつれ、スタッフの方々の身体的、精神的負担は大きくなり、実行委員長いわく
「もう世代交代の時期だし、民間だけの労力でこの規模と期間を維持していくことはもう限界だ…」
という言葉に繋がっているのです。
川南は、4年前の口蹄疫被害の爆心地でもあり、地域経済はいまだ厳しい状況にありますが、“負けるもんか開拓魂”の象徴でもあるイルミネーションの灯りは何としてでも守っていっていただきたいと思います。
電飾期間中には町内外から10万人を超える来場者があり、このイルミネーションがあることで、家族が寄り添い、恋人たちが愛を育み、そして町民が誇りを持つことにもなっている貴重な灯火です。
私は点灯式で挨拶をさせていただき
「私はこの灯りを守りたい。この灯りを守れるよう、私が県から予算を引っ張ってきます!」
と言い切りました。
必ずできることあがあります。
この灯りを守れないようであれば、地域創生を語る資格は欠片もありません。
私が動きます!