この時期は、各地の冬まつりが続きます。
今回は、都農町の瓜生地区のまつりに参加させてもらいました。
瓜生地区は、上瓜生・中瓜生・下瓜生の3地区から構成され、毎年周り番でまつりの取り仕切りが行われています。
立派な神楽殿もあり、地元の方をはじめ、近隣の神社からも応援があり、幽玄な神楽が奉納されました。
私が思うにまつりの主役は、男衆ではなく女性陣だと思います・・・
この日も地区の女性陣が、来客者を振る舞うためにおしるこやおでん、しし鍋など準備を朝からされており、まつりの間中せっせせっせと動き回られていました。
身も心も温まるおもてなしをありがとうございました。
次々と神楽が奉納される中、鬼の面をかぶった舞手が登場と会場は一段と盛り上がります。
大人も子ども、その勇壮な舞にくぎ付けとなります。
しかし、我が子は・・・
まったく関心を示さず、あえて神楽殿に背を向けて、鬼を見ないようにしていましす・・・
それもそのはず、川南の細地区での神楽で鬼にさらわれ、一緒に神楽を奉納した記憶が鮮明に残っていたからです・・・
あえて、神楽の方を向かせようとすると
「い・や--------]
と泣き出す始末・・・
そんな中、温かい言葉ももらいました。
「毎年まつりに来てくれるのは県議じゃ、あんたくらいじゃね。忘れんで来てくれてありがとね。こん地区もじさんばさんが多くなったかい、なんか困ったこつがあったときには頼むわね。」
「こちらこそ、ありがとうござます。私は議員になる前は、宮崎の古賀総合病院というところで・・・・」
と説明を仕掛けたとき
「もう、知っちょる知っちる、いつも便りもちゃんと見よるよ。」
私が福祉に強いことも、活動報告で議会便りを発行していることも知っていただいていました。
県議活動を伝えていくことに関してできる限りのことはやっているつもりですが、身近に感じてもらうことは難しく、ジレンマに陥ることも少なくはないのですが、瓜生地区の方の言葉に救われました。
しっかり握手をしながら
「これからもしっかり頑張りますね。遠慮なく私を使ってくださいね。」
と感謝を伝えさせてもらいました。
これからも地域に足を運び、直接語らうことを大切に活動を続けていきます。