奇跡への絆

図師ひろき

ゴールがスタートライン

2014年12月16日 22時26分52秒 | Weblog
42.195㎞を走りきるまでは、もう二度とマラソンなんか…など考えているのですが…ゴールしてクールダウンしていると、再び走りたいエネルギーが沸々とこみ上げてくる不思議な感覚は走った者にしか味わえないものなのでしょう。

ということで、つくばでリベンジを果たした後もちょこちょこ走るようになりました。

県外の大会にエントリーしては、観光がてら走りに行くために、トレーニングもするようなりました。

岡山県の大会に出場したことがあります。

山あいにある町のマラソン大会で、出場者もほとんどが周辺地域から来られているようで、受付の時に

「わざわさ宮崎からありがとうございます!」

と感謝され、ちょっとはテンションがあがりましたが、この日は最悪のコンディションでした…

大会前のトレーニングで、古傷の膝が痛み出していることに加え、前日から熱っぽく、フルマラソを走るのにポジティブになれない心身でした…

走らなければ、ただの観光になってしまうので、つくばの時同様、走れるとこまで走ろうと、ダメもとでスタートラインに立ちました。

ただこの日は秘策がありました!

それはボルタレン『座薬』です。

膝の痛みを和らげるために前もって、4錠の座薬を持ってきていました。

解熱効果があるので一石二鳥のつもりで走る前に2錠の座薬を入れてスタートしました。

走り出してからも無理はせず、膝と相談しながらローペースを維持しました。

時には年配女性グループが

「今日はスーパーのキャベツが特売日よ」

「一人1個までだったから子ども連れて行こう」

などかなりローカルな会話の集団に追い抜かれながらも、我慢…我慢…と言い聞かせてペースを守りました。

しかし、5㎞付近で体に異変が…

明日へ続く……