『史上最高のホームランバッターだと思う選手ランキング!』という記事を見つけました。
野球小僧だった私としては、かなり興味があり、楽しみながら読み進みました。
そりゃ、第一位は“一本足打法”の王貞治さん。
では、第二位は…
1985年に阪神が日本一になった時の立役者である、ランディ・バースさんでした。
ちなみにバース氏を含む伝説のバックスクリーン3連発を放った、掛布さんは第12位で、岡田さんはランキング外でした…
第3位は、大リーグを引退されたばかりの松井秀喜さん。
4位は、ぼやき監督でも有名だった野村克也さん。
以下、落合博満さん、長嶋茂雄さん、中西太さん、田淵幸一さん、そして10位以内では唯一現役選手のヤクルトのバレンティン選手と続きます。
私が注目したのは、第11位にランキングした門田博光さんです。
若い方で知っている人は少ないと思いますが、ずんぐりむっくりの体型でありながら、いつもフルスイングされるバッティングは今でもはっきり覚えています。
門田さんのホームランで忘れられない一本があります。
それは、いつかのセパ対抗オールスター戦でのホームランです。
ピッチャーは、巨人の西本聖さん。
さすがに何球目を打ったのかは忘れましたが、西本さんが投げた低めのボールを、ボールがつぶれるくらいの勢いで門田さんがスウィングすると…
打球は本当にきれいな放物線を描いて、ライトスタンドに突き刺さりました。
その時の、何の迷いもなく、これ以上ない集中力とパワーでフルスイングされた姿を今もはっきりど思い出すことができます。
できることなら、YouTubeでもう一度見たい気持ちは山々なのですが、さすがにその時の門田さんのホームランシーンだけをクローズアップしているものには出会えません…
ということで、私が選ぶ忘れられない史上最高のホームランバッターは、門田博光さんに一票です。