基本的に携帯電話やインターネットがなくてもなんとかやっていけると思っています。
そんなこと考えている私が毎日ブログを更新しているのは可笑しな話ですね・・・
でも20年前には、間違いなく携帯電話がなくても連絡はとれていましたし、インターネットを使っていなくても不自由なく生活していました。
もし今から携帯電話やインターネットが使えなくなったとしても、私の生活はあまり変化がないような気がします。
しかし、現代社会はそういう訳にはいきませんね・・・
すでに携帯もネットも、生活の一部というより体の一部になってしまっている人の方が多いのかもしれません。
事実、インターネット、特にパソコン並みの性能を備えたスマートフォンの普及による社会の情報化は、子どもたちの生活や心身の問題にも大きな影響を及ぼしていますし、情報機器やネットの活用方法、情報マナーなどの教育が全く追い付いていません。
この状況を改善するために総務省は、インターネットを含む情報マナーに関する取り組みを集めた事例集を作成したようです。
この事例集は21都道府県から学校や自治体、NPO、企業などが主体となった28の自主的な取り組みを集めており、小中学生から大学生、保護者など各年齢層や、地域の実態に応じた取り組みなどを紹介しているとのこと。
たとえば、生徒自身が話し合いの中でネット利用のルールをつくった熊本市立江南中学校では、夜10時以降は情報通信をしない、寝る時は電源を切る、個人情報をネットに載せないなどの「江南ルール」が決められているようです。
また、神奈川県の私立鎌倉女学院高校による「高校生が教える情報モラル教育」は、情報モラルやインターネットの活用方法を学んだ高校生が講師になって、中学生に教えるという取り組みが紹介されています。
中学生に教えるために高校生は自発的により深く学習するとともに、教えられる側の中学生も年齢が近い高校生に同年代感覚で尋ねられるので、より理解が進むそうです。