奇跡への絆

図師ひろき

25年ぶりのサンタクロース

2014年12月12日 22時31分37秒 | Weblog

大学を卒業して、地元に帰ってきてすぐに青年団活動を始めました。

同世代の仲間と木城から元気を発信するために様々なイベントを企画しました…というのは建て前で、自分たちが楽しむことを第一に木城だけではなく、県内全体を遊び場にしてあちこちの青年団と交流していました。

楽しく遊んでいると自然に仲間は増えるもので、仲間が増えると夢も増殖するもので、次から次に活動は広がっていきました。

冬になると血が騒ぐイベントをしていました…

それは木城を見下ろす城山という小高い丘の斜面に、電球を何千個も並べて絵を描く“電飾イルミネーション”です。

実は今ではすっかり川南町の電飾イルミネーション大作戦が大きい規模になってしまいましたが、当時は木城町青年団のイルミネーションの方が有名だったんですよ(笑)

そのイルミネーション事業と双璧をなすクリスマスイベントとして『出前サンタクロース』をやっていました。

団員がサンタクロースとトナカイに扮して、事前に親御さんから預かっていたプレゼントと夢を家まで届けるというイベントでした。

私も3年はトナカイでしたが、4年目でサンタクロースになれたときは…感無量でした(笑)

未就学児へプレゼントを届けるときには、ほとんど泣かれていましたが、帰るころにはサンタに抱かれての笑顔で記念撮影でした(笑)

寒さを忘れて、一晩で10軒以上走り回っていたものです。

あれから20年ほどが過ぎたこの冬に心温まる知らせが届けられました…

それは木城町商工会青年部が“出前サンタクロース”をしてくれるという案内でした。

速攻で申し込みをさせてもらいました。

プレゼントはすでに親父が買ってくれましたm(_ _)m

さあ、果たして子どもたちはどんなリアクションをしてくれるのでしょう…

間違いなくわが家でも25年前と同じ光景が繰り広げられ、泣き顔と笑顔の記念撮影となるのでしょう(笑)

あ!サンタさんたちに渡すクリスマスプレゼントの焼酎も用意しとかなければ(笑)