奇跡への絆

図師ひろき

雑感488

2013年04月04日 23時34分58秒 | Weblog
 高校時代、バレーボール部でした。

 中学までは野球部だったので、バレーはまったくの素人で、最小はオーバーパスすらぎこちない感じでした。

 でもバレーが好きで、ただがむしゃらにボールを追っかけました…

 致命的だったのは、ジャンプ力がなかったことです…

私は身長は、そこそこだったのですが、私より背が低い後輩が、きれいにスパイクを決めている姿を見て

 “俺にはセンスがない”

 と、つくづく思っていました。
 その悩みを抱えつつ、ある夏の日、練習が屋外でありました。

 アタック練習のとき、私は球拾いでしたが、監督が

 「図師、こっちに来い!」

 と、声がかかりました。

 “俺もスパイク練習ができるんだ!”

 と思い、監督のもとへ駆け寄り、指示を待って

 “お前もスパイク練習していいぞ”

 と、言ってくれると思いきや、言われたことは

 「砂埃がたつから、コートに水を撒け!」

 私は、アタック練習ができると思い込んでいたので、おもいっきりガッカリでした…

 それからバケツを持って、水道があるところまで行き、バケツ一杯に水をくんで、屋外コートにせっせと水をまきました。

 でも、あの時の屈辱的は今でも忘れていません!

 だからこそ、今も頑張れます!!