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ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

高知旅④モネの庭

2024-11-09 14:47:38 | 旅行

2024/10/23~25 高知旅

10/25 最終日の朝食はパン洋食で、
パンは種類もなく既成の、だし巻き卵だけは美味。
宿の送迎で高知駅へ。

県産木材使用の天井アーチ
高知は県土の84%を森林が占めその面積率は全国一
8:30発 後免経由の土佐くろしお鉄道で奈半利へ


奈半利までやなせたかしのイラスト列車


運転席横の大きな窓から鉄っちゃん満喫
今日は1日お天気良さそう


線路は海のそばを通るため
いくつかの津波タワーも見えた

備えあれば良しだけど
もうあんな津波は見たくない


土佐くろしお鉄道の各駅はそれぞれ
やなせさんのキャラクターがある

奈半利から村営マイクロバスでモネの庭へ
10:05到着

花の庭のゲートは
退園間際まで気づかず、
もう少しで花の庭を見そびれるとこ

反対側のチケット売り場で荷物を預かってもらい、水の庭エリアに入って行きます。

そして、いきなり、今回の最大のアクシデント(私ちゃうけど)が待ち構えていた。水難の滝です。

小さなオブジェ風の水の流れ、私は左のほうの石壁のツタを撮ったあと、移動して散策路へ回りこんだ

少し待っても、友だちが追い付いてこないので、この滝の所まで戻ってみたら。
水辺の前で友だちが茫然と立ちすくんでいる。足元には水滴がドバドバと落ちている。

「えっ!どうしたん?」「縁石に立って撮ろうとしたら、滑って水の中にこけた」「怪我してへん?」「それは大丈夫」

私の手元のナップザックには小さなハンカチしか入ってない。
チケット売り場まで戻って、荷物を出してもらい、タオルで拭いて着替えたら?と言ったけど、暑いからこのまま乾くっと。
確かに、2日前の仁淀川でも数時間で乾いてしまったけど、今回は背中のリュックからも雫が落ちて、下半身びっしょり水濡れしている。
携帯ポシェットの中の財布も濡れて、帰りの乗車券もお札もべろべろ濡れてるやん。
衣類やバッグも絞れるところを絞り、あとは自然乾燥だって。
強い!というか逞しい!というか、たいした根性です。

案外平気な顔してるから
そのまま散策に行きます

それほど広くはなさそうだけど
ええやん、ええやん、
こんなナチュラルガーデン大好き

ジヴェルニーモネの庭
緑の太鼓橋からの眺め

同じ太鼓橋や睡蓮池があるのは
比叡山ガーデンミュージアム
浜名湖ガーデンパーク、池袋西武屋上庭園
どれも見たけれど、ほかにもあるのかな


4月下旬は藤の花に包まれる

暖かい10月なので、まだ、水連もきれい
その代わり、紅葉がすすんでいない

それでも何となく秋の雰囲気


色づき始めたモミジ


この色のフロックスは可愛い
昔からあるマゼンタ色は農家の夏の花(笑)


水引草に止まる赤とんぼ


ここにもチョウマメ(バタフライビー)


睡蓮があるのとないのとでは
モネの池のイメージが出ない


シルエットが美しい秋枯れルドベキア

メタセコイアの道を通り抜けて
自然の森遊歩道から風の丘へ

スケッチポイントを探しながら森歩き


この森の小屋(トイレですが)も
絵になりそう、蚊に食われそう


ハナセンナ(アンデスの乙女)
昔、庭木で植えたことがあるが
すぐに巨大になるわりに
日当たりが悪くて咲かなかった

ただの森の中にポツンと栗のイガ

森を抜けると
風の丘展望台から北川村と太平洋

モネが訪れた地中海をイメージした
ボルディゲラの庭(2020年オープン)

オレンジ色の屋根がカフェ
「リヴィエラの小屋」

モネの庭のレストランは金曜日定休なので
こちらの「リヴィエラの小屋」でランチ


パンの中にチーズフォンデュが詰まったような
美味しかったー

柚子生姜ソーダも水をつぎ足しながら
さっぱり美味しく

キラキラと日差しがまぶしく
南欧気分でくつろげた


目の前は地中海の景観
オリーブの畠

さてさて、スケッチ旅行です
なんとしても描かなきゃ
暖かい石に座ってこの景色を
F1スケッチブックに描きます

蓮の葉っぱのコロコロ水滴

帰りのバス発車まで1時間
もう一度水の庭を一回り

この辺りは秋色花壇


⇑この先に池に下りる数段の石段がある
1段、2段、もう1段、
「ありゃぁー!水あるやん!」
透明な水が5cmほど
ぜんぜんわからんかった
スニーカーが半没したけど
撥水効果で濡れずに済んだ
この日、私も水難

二人で笑い転げてたら
後ろから「わぁー濡れた!」と声が聞こえると
他の人もはまったようだ

ピンク、ブルー、黄色、白、紫
彩り豊かな睡蓮が目を楽しませてくれた


この緑色のボートはプラ製でした


フジバカマ


スーパートレニア


黄色いスーパートレニア

バス発車まで20分余り
花の庭エリア見てないやん!


後ろはモネの家
春にはアーチにつるバラが咲きそろう


黄色系の秋色花壇
ひゃぁひゃぁ 見てへんやん
大急ぎで写真だけ撮って
ショップやパン工房もあるのに

花の庭で友だちとはぐれたけど
それぞれ駐車場に戻って荷物を出してもらい
14:42のバスに乗れました

奈半利から後免駅まで戻り
ここから南風22号自由席に乗り換え

「ごめん駅でごめん」 やなせたかし

途中乗車なので席が空いているか気がかりだったが、問題なく2人席確保できた。
このまま、岡山まで行き、新幹線のぞみに乗り換えて、予定通り新大阪18:37に帰れる、…はずが。

なんとJR四国でアクシデント。丸亀駅で転落事故があったとかで、乗っていた電車がストップ、しばらくして放送。
南風22号は運行が打切られて、乗客は丸亀駅でみんな降ろされてしまった。
岡山へ行く乗客は次の特急しおかぜ24号(松山から来る)に乗り換えてください、と。
丸亀駅ホームは人がいっぱい。
私らは自由席だからいいようなものの、指定席やグリーン席を買っていたら、払い戻しとかあるんだろうけど、岡山駅でまた行列するのも時間かかりそう。
結局、自由席は少ししか空いていなくて、たまたま空いた1席は友だちが私に座らせてくれた(ま、数か月は私が年食ってるわけで)
岡山まで残り40分あまり、友だちは立ちっぱなし。
考えたら、地元の私鉄でもそれくらい立ってることはままあるわけで。

都合30分近く遅れた岡山駅で、新幹線ホームの端っこ(自由席車両)まで延々と早歩きして、並んだけど、20番目くらいで座れそうになかったので、1台見送って8分後ののぞみを待ちました。
なぜか、こののぞみ184号は比較的空いていて、余裕で2人席へ。
8分前の乗車見送りのぞみ50号は岡山到着時にすでにかなり満員だった。謎です。

2泊3日の高知旅、水難2件ずつと、勘違いにアクシデントやトラブル、いろいろあったけれど、それもまた思い出に残る楽しい旅となった。
ともあれ、怪我無く無事であったことが何より。私が転んだらきっと骨折になっただろう。
友だちは擦り傷に数か所の打ち身。私もどこで打ったのか太もも外側に大きな青あざができていた。

公共交通機関で行く個人旅は時刻表と格闘しながらになるが、まだまだ、予定を考えて行程を作って、そのとおりに動けるなぁと自信もついたわけです。
「いつか行こう、そのうち行ってみよう」ではなく、1個ずつ実践していかなきゃ、年齢は待ってくれない。

10/25は14,020歩、歩きました。

お土産
土佐いもケンピ、土佐かつお角煮
万能おかず土生姜
高知メーカーのミレービスケット
ミレーのビスケットは関西のスーパーでも
売ってるそうだけど

高知旅①桂浜/竹林寺 高知旅②仁淀川
高知旅③牧野植物園 高知旅④モネの庭