
1/20午後は映画館へ。
映画はYahooのレビューを見て評価3.7以上で面白そうなのを選んで見に行く。
実話に基づく話はいつもながらに面白い。
英国ウェールズの片田舎で夫婦2人暮らし。
関節炎を患いテレビ三昧の夫に、スーパーのレジやパブで働いている主婦のジャン。
しょっちゅう近くに住む老いた両親の様子も見に行かねばならない。
誰かの娘、誰かの母、誰かの妻の役割でしかない自分の心が満たされず鬱屈している。
ある日、パブにやって来た元馬主の会計士の話を聞いて、競走馬を育てることを思いつく。
村人に呼びかけ共同組合を作り資金を調達しようと、パソコンでチラシを作ってみるが、印刷が横向きになったり、画像が切れたり、歪んだり。あるあるがリアル。
何とか資金を集めて、安い牝馬を買い、村外れに小屋を建て飼い始める。
種付して、産まれた子馬を夫婦2人で慈しんで育てた。
そして有名な調教師の居る牧場に預けてメキメキ力を付けるドリーム号。
トントン拍子に夢のレースに駆け上がって行くが…
昔、ディックフランシスの競馬小説にハマっていたことがあり、英国の競馬事情や競馬場の様子がわかりやすい。
彼の地は障害レースが多いのね。
みんなで肩組んでウェールズ国歌を歌い、英国ではなく、ウェールズという一つの国家だという意識が高い。
イギリス旅行に行ったとき、ウェールズに入るとウェールズ語が併記されていた。
共同馬主になった村人たちの個性や人生も面白く、レース場面はこちらまで手に汗をにぎってしまう。
エンドロールに実際の主人公2人の写真が映るが、これがまた出演者によく似ていてちょっと笑えた。
楽しくてほっこり元気になれる、これぞ映画!
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