2023年3大ミステリランキング(このミステリーがすごい!、週刊文春ミステリーベスト10、早川ミステリが読みたい)1位獲得、本屋大賞翻訳部門1位に英国ゴールドタガー受賞作。華々しいメダルに遜色無し。
500ページを2日間で読み上げた。
食べるのも眠る時間も惜しい翻訳ミステリにハマっていた昔を思い出しつつ。
30年前に起こった事件をきっかけに熾烈な運命に翻弄されつつ、容赦ない犯罪にも巻き込まれてゆく、決して泣かないタフな少女ダッチェス。
最後に「自分が失ったすべてのもののために泣き、ロビン(弟)が見つけたすべてのもののために泣いた」
英国人の著者が広大なアメリカを舞台にして雄大なロードムービーを描く。
ある意味ちまちましたイギリスでは話にならないね。
読みながら、過酷な少女が主人公の「ザリガニの鳴くところ」を思い浮かべた。
うん、これも絶対に映画化されるね。
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