ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

歩いた!「日本の風景」展

2021-10-14 22:52:40 | 日常&生活

京都国立近代美術館「日本の風景」明治期の日本の名所、風景、風俗など、水彩絵画が多くて見応えがあった。

コレクション展では昔、夙川の美術館まで足を運んだ川西英、佑三郎の版画も見られて満足。

日本にやってきた外国人の風景画は、日本の山でもなんか西洋の山みたいな趣きだったり、コローの絵みたいなんやら、ミレーの落穂拾いみたいなんやら。

明暗を描き分けて暗いところはしっかり濃く、昔も今も水彩も油絵も基本は同じね。

近くの絵本屋さんに寄ってケンくんの絵本を1冊、そのまま阪急電車で娘宅に周り、夕方にケンくんと公園でしつかり砂場と滑り台に付き合わされて。

しめて15,700歩、疲れ果てて足腰だるっ。

 

【追記】日本の風景展では、吉田博(ダイアナ妃も絵を購入)の水彩原画も数枚あり、叙情的な色合いがしっくりくる。

日本は江戸時代から大名公家から庶民まで、花を愛でる文化が根強いているのも外国人には驚きだったようだ。

梅、桜、躑躅、牡丹、菊、紅葉の名所があちこちにあり、明治期に花のある風景画も多い。そして、その気質は今に続いている。

展覧会の解説文に明治期のイギリス女性の旅行家イザベラバードのことも書いてあり、東北や北海道の田舎を旅した旅行記は、途中までしか読んでないので、続きを読まなきゃ。と、いろいろ芋づるで思い出すことの多い充実した時を過ごせた。