
難聴者サークル12月の例会はDVD鑑賞会。
いくつか候補を上げて(私が選出)見たい映画を皆で決めます。
高齢者が多いサークルなので、主人公の山崎努が認知症になって7年間家族で支えるお話。
妻役の松原智恵子は夫に尽くす昭和の母で、私なんか、うーん…無理やなぁ。
話しかける口調が「お父さん、お出かけですか?」とか丁寧語なんだもん。
認知症は少しずつ世界が遠くに行ってしまう感覚なので
「Long good-bye」というそうだ。
世の中には情の厚い人や家族が多いのね。
介護などは家族間だけで頑張りすぎると、重大事件を引き起こしたりすることもあるし、良い人が報われるわけでもなし。
私なんか、情は薄いは、つっけんどんやは…
まあ、何事も淡々と、こんなもんやろ…で暮らしている。
12/8朝日新聞朝日歌壇に友だちの詠んだ短歌が掲載されました。
友は言う「どんどん夫を好きになる」認知症看て七年の過ぐ
(永田和宏選)