ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

奈良国宝めぐり(1)

2010-03-15 23:59:42 | お出かけ&旅
桃
法隆寺で 3/14


1日かけての奈良歩きなら、法隆寺にも行こう。
法隆寺って近鉄奈良のまだずーっと南の東方面だと思っていたら、南西側になり、京都より大阪に近い位置関係なのだ。
大阪からのアクセスのほうが近くて便利、急遽、JRの大和路線で行くことにした。
ケータイメールでやりとりして、なんとか3人が大阪駅で参集できた。
黄砂?で少しかすんでいるが、雲ひとつない晴天。
法隆寺で降りて、駅前からバスに乗ったが、遠くはなさそうで、帰りは汗ばむ陽気の中を駅まで歩いた。
奈良はいいなぁ。
建物が低くて空が大きくて、京都と同じ盆地なのに、なんだか大陸的な匂いがする。


中学時代の遠足と、あと、20年くらい前にも訪れたはずの法隆寺。
斑鳩の田んぼの中に茫洋とあるようなイメージだったけど、けっこう山際にあった。
清々しい松林の中に点在していて広大な寺域を持っている。


夢殿


「遠くギリシャからシルクロードを伝わり、ふくらみのあるエンタシスの柱」と学校で習ったように思うが…
上部の梁が婉曲している構造は奈良時代のものです…云々とそばで観光ボランティアの人が説明していた。
ちゃんと聞えたら、もっと、よくわかって面白いのだろうけど、半端の耳ではおぼつかない。
建物、彫像など、数え切れないほどの国宝があり、その中でいちばん有名なのが(私でも知っている)水瓶を持った百済観音像↓
ホンモノを見る良さは大きさと色合いを実感できることだ。
予想よりかなり大きかったし、もっと白っぽかったと思っていたが、黒ずんでいた。
玉虫の厨子も予想より大きかった。

法隆寺の近くの中宮寺にも行って、「東洋の微笑み」「東洋の考える人」と言われる弥勒菩薩像を拝観。お堂の奥まったところに鎮座されて小さいです。
近くで昼食を済ませ、再び、JRで奈良へ向かった。急がないと午後もだいぶ過ぎてしまった。
法隆寺駅の改札の横の観光案内所で切符を買おうとして友だちに笑われた。
今はみんな券売機だもんな。



JR奈良駅から興福寺までもけっこうな道のりがあるが、歩け歩け。
お目当ては興福寺の国宝館の東京や九州回覧展で評判になった阿修羅像。
こちらも国宝がぞろぞろある。
金剛力士像などはミケランジェロやダ・ビンチと同じように筋肉隆々で、日本絵画はずーっと平板な感じなのに、彫像はすごいリアルなんだ。
あんまり歴史には興味がないしぃと言いながら、えらく、熱心にじっくり見てしまった。
(時間切れで 続く。。。 あ、お水取りも見ました)

今日は貴重な在宅日だったのに、本読みに追われ、やっと図書館に返却して、整形外科で薬をもらったら、もう1日が終わってしまった。ヤレヤレ…
明日からまたハードな日が(笑)