
山田池公園 GR-DⅡ
最近、本を読み始めても、途中で投げ出すことが多い。
ほとんどゴールまでたどりつかへん。
人生半ばをとうに越えたんやし、無理して読み通すほどのこともないやろう。
感激して読了、静かに本を閉じる…なんて、いったいいつだったか。

それでも、本の感想文を書かなきゃいけないので、図書館レンタルも待てず、直木賞を取ったばかりの「利休にたずねよ」を買った。
サークルでお茶も少しやってるので、面白いかなと思ったけど、元々歴史小説はそれほど好きじゃないし。
茶の湯のことを知っていれば、そこそこ楽しめるかな。
しかし、切腹を命じた秀吉も、切腹させられた利休も年取ると偏屈で片意地なこと。
欲無しではつまらんし、欲の探求もしんどいし。
気楽な庶民でいいです。