きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

龍馬伝最終回・龍馬、慎太郎暗殺

2010年11月29日 13時32分27秒 | 日常


龍馬伝、ついに最終回でした。

これで、一つ、楽しみがなくなりました。

最終回は、なんといっても、注目は、近江屋での龍馬・慎太郎の暗殺のシーンです。

暗殺のシーンは、予想していたよりも、リアルでした。

実際の襲撃の時も、おそらく、ほんのわずかな時間だったのではないかと思います。

下手人は、見廻り組でした。

ほとんど、京都の警護をする集団ではなくて、刺客のような容貌でした。

龍馬伝は龍馬・慎太郎暗殺に関して何か新事実が登場するのかと期待していました。

よく知られている史実とは違う設定がありました。

細かいところですが、龍馬・慎太郎の暗殺の経緯をよく知っている方にとっては、なるほどこういう事も可能性としてはあるかも知れないと思わせるような事でした。

下手人は、3人しか登場していませんでした。

実際に龍馬・慎太郎の部屋に入った下手人は、2人、か3人、一階での見張りが3人から4人というのが、一般的に知られている見廻り組の襲撃人数です。

龍馬伝では、見張り役はいなかったようです。

しかし、下手人が近江屋に入る時、一般的に知られている史実では登場しない人物が登場しました。

姿は見えませんでしたが、女性が、「中岡慎太郎の妻」と言って、近江屋の中に入ろうとしました。

一般的には、『十津川郷士』と名乗って下手人が近江屋に入った事になっています。


午後8時過ぎに、見知らぬ侍が数人、龍馬を訪ねると不審に思われるから、女性なら、しかも、中岡慎太郎の妻と名乗れば不審に思われず、戸を開けるかも知れません。

女性が近江屋を訪ねてきたという事は全く可能性がないわけではありません。

女性が訪ねてきたから戸を開けたと、近江屋事件のあと、近江屋の家人の誰かが証言していたような気もします。

龍馬伝では、あまり知られていないその説を取ったのでしょうか。

龍馬の居場所は、幕府と、新撰組の密偵によって近江屋事件よりも前に知られていたというのが通説となっているのですが、龍馬伝では、襲撃の直前まで龍馬の居場所が分からなかったという設定になっています。

見廻り組が偶然、慎太郎と、新撰組が立ち回りをしているのを見て、慎太郎の後をつけて、龍馬の居場所が分かったという設定です。

これも新しい説ではありますが、ありえないわけではありません。

龍馬・慎太郎暗殺のほんとの狙いは、龍馬ではなくて、慎太郎だったという説があります。

その説をうまく龍馬伝では取り入れています。

慎太郎を追っていくと、そこには偶然龍馬がいたので二人とも殺害したというわけです。

陸援隊には実際には新撰組のスパイがいました。

見廻り組の真の目的は慎太郎の殺害でその場にいた龍馬が巻き添えになったという説は一つの筋は通っています。

近江屋に入る時に見廻り組が、女性を使って、「慎太郎の妻です」と言わせたというのは、なかなか面白い設定でした。

下手人は、3人ですが、一人は、佐々木只三郎だろうと思うのですが、あとの二人は、誰なんでしょう。

桂早之助か、今井信朗なのか、渡辺篤なのか。

では、彼らに暗殺を指示した黒幕は誰なのか。

その前に、龍馬伝では、可能性としてはもっとも小さいだろうと思える説も、取り入れていました。

それは、龍馬と慎太郎が斬り合ったという説です。

慎太郎は場合によっては龍馬を斬ると言って、薩摩藩邸を出ています。

その時、西郷隆盛は小さく頷いていました。

龍馬伝は、3人の見廻り組に指示をした人物を登場させませんでした。

会津藩の松平容保が指示したかのようにも思えますが、最終回では登場しませんでした。

では、後藤象二郎なのか。

後藤象二郎が怪しいと、個人的には、ずっと思っていたのですが、龍馬・慎太郎殺害当時は、京都にはいませんでした。

土佐藩が、見廻り組に龍馬の居場所を教えるようなシーンもありませんでした。

龍馬伝ではどうも、黒幕はいなかったという説を取っているのではないかと思います。

どこからも、3人の下手人に指示はなかった。

つまり、公務ではなかった。

そもそも、大政奉還が行われたあとでは、新撰組や見廻り組の仕事そのものは公務としての意味は失っていたのではないかとも思えます。

指示がないとしたら、見廻り組与頭の佐々木只三郎を中心にした、3名の判断で決行したという説を取っているようにも思えます。

下手人の3人は、徳川家の主君に仕えるという武士のプライドを持って、大政奉還により武士の時代を終わらせた龍馬に対しての怨恨の情を煮えたぎらせていたわけです。

3人の刺客の表情と気迫と武士としてのプライドは凄まじいものがありました。

龍馬・慎太郎の暗殺は、黒幕のない見廻り組の3人の刺客による龍馬への怨恨による殺害だったと、龍馬伝では描いていたようです。

実際はどうだったのか。

個人的には、組織的な指令でなくて、見廻り組の与頭を中心とする犯行だったという説には大いに納得させられました。

だからこそ、龍馬・慎太郎の殺害の下手人は公にはされなかったわけです。

近江屋事件は暗殺であって、ある意味テロ行為だったのかもしれません。

明治新政府の中心的人物になるはずだった龍馬・慎太郎を暗殺したわけですから、そういう意味においては政治的テロ行為だったともいえます。

龍馬・慎太郎はなぜ殺害されたのか、その黒幕は誰だったのかは、龍馬伝の最後の放送で、かなり納得させられましたが、自分なりの見解は後ほど記事にします。



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