きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

室戸ジオパークのロゴマーク公式発表

2009年08月21日 12時58分20秒 | 室戸ジオパーク

室戸ジオパークのロゴマークが新聞で発表されました。

ぱっと見た目は、派手です。

あまりすっきりとした感じはありません。

ロゴマークというのは、英文字を図案化したり、その地域の特質的なものを図案化するものだと思うのですが、このロゴマークの場合は、イラストのような感じです。

色も目立つものを何色か使っていて、メインの図柄が、波と室戸半島の二つあります。

このことはすでに昨日の記事に書いてあるように、見る人の目線が上下に分断されます。

たとえば、島原半島ジオパークのロゴマークは、雲仙火山をメインにした、シンプルな図柄で、とても分かりやすくインパクトがあります。

山陰海岸ジオパークのロゴマークは山陰のイニシャルのSの文字を図案化して、さらに地層のように重ねて、日本海をイメージしたブルーでシンプルで、Sの英文字がインパクトがあります。

こういうシンプルでインパクトのあるロゴマークは、見あきることはないと思います。

室戸ジオパークのロゴマークの場合は、図柄的にごちゃごちゃしています。ぱっと見た瞬間はいいのですが、長期間の使用に耐えられるかどうか心配です。

せめて、下の、『室戸ジオパーク』の日本語の文字は外してほしかったように思えます。

簡潔で、一色で表現できるものという応募規定からははずれているようですが、こういう派手なものを採用するのであれば、応募規定に則して応募した方からは不満がでるのではないかと思います。

コンテストの応募規定というのは、こういうロゴマークだけでなくて、写真でもそうですが、いくらいいものであっても、応募規定から外れているのは、審査の対象外です。

こういうアバウトなところは、県民性なのかもしれないですが、法令順守と同じく、応募規定も順守してほしいものです。 

ロゴマークは決まったのですが、室戸ジオパークの公式サイトはまだありません。

国内の他のジオパークはすでに、公式サイトがあります。

ほんとに、世界ジオパークの認証を目指すのであれば、公式サイトの開設をまず最初にするべきです。しかも、五カ国に対応した公式サイトです。

ジオマップと、パンフレット、案内看板、遊歩道の整備もまだできていないし、イベントも開催するようなこともないし、あまりにも、国内の他のジオパークからは、遅れています。

三周くらい周回遅れになっています。


国内のほかの地域に追いつくためには、遠慮せずに、どんどん予算を使う必要があります。






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室戸ジオパークのロゴマーク決定しています

2009年08月20日 12時52分20秒 | 室戸ジオパーク

室戸ジオパークのロゴマークがどうやら決定したようです。

新聞でもまだ発表がないし、室戸市の公式サイトでもまだ発表がないのですが、間もなく、どこかで正式に発表されると思われます。

採用された作品は、県外の方の作品です。

室戸ジオパークというよりは、室戸市をイメージして制作したものと思われます。

室戸市といえば、やはり、波です。

そして、朝日・夕日です。

さらには、室戸半島まで描かれています。室戸半島というよりは、安芸郡まで含んだ地図の絵柄をそのまま使っている感じです。

全般に、ごちゃごちゃしていて、派手です。

室戸ジオパークの文字も英文字と日本語の両方を使っています。

カメラマン的な目で見ると、印象が二分されています。

波と、室戸半島(高知県東部)の絵が上下で分かれているので、どちらをメインにしているのか分かりにくく、目線の行き場が分断されています。

写真的にはこういう構図は評価されません。

おそらく、作者は、波をメインにしたかったのだろうと思われます。

それならば、室戸半島の地図はいらなかったと思います。

逆に、室戸半島の絵をメインにするのであれば、波と朝日の絵はいらなかったと思います。

さらに、日本語の室戸ジオパークの文字も必要ないです。

てんこ盛り状態のロゴマークです。

応募規定では、簡潔で、単色で表現できるものということになっているのですが、どうもそういう応募規定からは外れているようにも思えます。

国内の他のジオパークのロゴマークはもっとすっきりとしています。

島原半島ジオパークと、山陰海岸ジオパークのロゴマークはすっきりとして、インパクトの強いものになっています。

素人ほど、いろんな装飾のついた派手なものを好み、違いの分かる玄人は、シックで、すっきりとしたものを好みます。

室戸ジオパークのロゴマークは派手なのはいいのですが、印象がバラけてしまって、インパクトに欠けます。





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安田文化センターで写真展

2009年08月19日 12時21分45秒 | 地域情報








安田文化センターで写真展を開催しているということで、行ってみようと思いました。

安田文化センターは、ごめん・なはり線のやすだ駅のすぐ、南側にあります。

今まで、一度も行ったことがなかったので、どういう場所なのかを確かめるために行ったようなものでした。

写真展はあまり期待もしていなかったのですが、やはり、期待通りでした。

ロビーは薄暗くて、写真展には適さない照明でした。

スペースもあまり余裕がなかったように思われます。

スペース的に余裕がないために、何枚かの写真は、円柱形の柱に湾曲したまま、貼り付けられていました。

これでは写真が可哀そうです。

条件の良くない場所で無理に写真展などする必要はないと思います。

安田の風景写真が中心でしたが、あまり印象に残るものはありませんでした。

安田の風景よりは、よさこい祭りの写真のほうが印象的でした。

やはり、ポートレートは撮るのも楽しいし、見ているのも楽しいです。

室戸ジオパークでモデルさんを手配して、ポートレートの撮影をして、できることなら、写真展でも開催したいものだと思い、写真展のできる場所も探してはいるのですが、程よいスペースで、照明が明るくて、無料で利用できる場所はないものかと思うのですが、そういう場所はないでしょう。


場所のことより、モデルさんを手配して、室戸ジオパークで撮影しなければならないのですが、モデルさんが最大の問題です。





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世界のすべての七月を読んで

2009年08月18日 09時31分43秒 | 本の話


時間とともに、撮影のできる環境は悪くなる一方で、写真以外の話題が必然的に多くなります。

現在、ほとんど写欲がなくなっている状態です。

この状態を好転させるには、何としてでも、撮影時間を確保することと、新しい機能の付いたカメラを手にすることが肝要だと思われます。

というわけで、本の話を続けることになります。

『ティム・オブライエン』の『世界のすべての七月』を村上春樹氏訳で読んでみました。

この作家のことは全く知らなかったのですが、たまたま書店で見かけて、村上春樹氏訳ということなので買いました。

この作品は長編ですが、どうも、物語のつながりが悪く、登場人物が多すぎて、いったい、誰の視点から物語が語られているのか分からなくなることがあります。

どうも、物語の時間的展開が、前に進んだり、後に戻ったり、エピソードが多く語られたり、自分としては作家の意識の流れについていけない感じがします。

同窓会に出席した何人もの人々の来し方の人生が語られています。

それにしても、物語の各章があまりうまく関連性がなくて、どうもしっくりこなかったのですが、この物語は、もともとは、短編として発表されたものだということが解説を読んで分かりました。

なるほど、短編集を集めたものなら、登場人物がやたらに多いことは理解できます。

それぞれの登場人物が、抱えている悩みとか、ほとんど犯罪に近い過去などが語られています。

半世紀も生きていれば、その人の半生を言葉にすれば物語になるはずです。百人百様の人生があるわけです。





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ナガレコ

2009年08月17日 12時12分07秒 | 地元の特産・名物

お盆のUターンも終わって、静かな日常が戻ってきているようです。

8月の半ばを過ぎると、相変わらず日差しは強いのですが、朝夕の風はやや涼しさを伴って、肌に心地よく感じられるようになります。

冬でもないのに、空気が乾燥しているわけでもないのに、夏には、どういうわけか、少し風邪気味になります。

新型インフルエンザは、夏にも関わらず、感染者が増加しているようです。

そのような疾病から身を守るには、手洗い、うがいと、充分な睡眠と、栄養たっぷりの食事を摂ることですが、なかなか、夏場という時期は、暑いがゆえに、冷たい水分ばかりに、手が伸びて、胃の中は、湿っぽくなるばかりです。

体力をつけるために、栄養のあるものを食べなければと思っていたところに、『ナガレコ』をいただきました。

どのように料理をすればもっとも美味しく食することができるのかは分からないのですが、鍋の中に、ナガレコをそのまま豪快に入れて、醤油とか、みりんなどで味付けをして、煮るだけです。

これだけでも、かなり美味しいです。

炊き込みごはんにしたらもっと美味しいだろうと思われます。

『ナガレコ』は1年中、いつでも食べられるというわけではなくて、漁ができない期間もあります。

ふだんは、気にもしないのですが、室戸市は、山の幸、海の幸が豊富です。

海のものでも、獲ってきた日にそのまま食べるということが当たり前の感覚です。先日も、キンメを、何匹もいただきました。




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小さな幸福

2009年08月16日 12時35分25秒 | 日常

今日が都市部へのUターンのピークだと思われます。

高速道路の割引効果はあったのでしょうか。

お盆休みの期間の観光スポットの入込客数はどうだったのでしょうか。

感覚的には、昨年よりは少しは交通量も増えているようですが、全般に、節約傾向が強いような感じもします。

一昨年よりは、観光客、帰省客数は少ないのではないかと思われます。

とにかく、多くの人は節約することを心がけているようです。 

節約をする日々の中でも、思いがけない小さな幸運がありました。

ほんとに大した幸運ではありません。

サマージャンボ宝くじは全く、幸運から見放されていたのですが、いつものスーパーに買い物に行ってみると、何も期待していなかったのですが、合計金額が1,111円になりました。さらには、レシートの№が011でした。


これだけ1が並ぶと、何かいいことが起こりそうです。

こんなことでも喜んでしまうくらいの、景気の停滞感がひしひしと感じられます。




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8月15日

2009年08月15日 10時55分50秒 | 日常

本日は、終戦記念日です。

多くの方は戦争の経験はないと思います。

第二次世界大戦の終結後、64年が経過しています。

周りには、戦争を体験した人も少なくなって、戦争が何をもたらしたのかを、実体験の中から語る人もほとんどいません。

終戦間際には、日本の本土の多くの場所が空爆を受けています。

高知県でも空襲はありましたが、室戸市で空襲があったということは、聞いたことはありません。

空襲はなかったのですが、土佐湾沖の米軍の空母から飛び立った艦載機が室戸市を機銃掃射したという話は聞いたことがあります。

室戸岬灯台には、機銃掃射の弾痕が残っています。

当時の室戸市には、軍隊の基地もなかっただろうし、軍需工場のようなものもなかっただろうし、爆撃目標にするものがなかったから、空爆の対象にはならなかったのだと思われます。

しかし、海上に浮かぶ、船などは、たとえ、漁船であっても、機銃掃射の的になりやすかったのではないかと思います。

戦争がない世界は、当り前のことだと、全世界の人々が思える日がいつの日か訪れるのでしょうか。

世界では、今日も、どこかで、戦争のために、人々が死んでいます。 

もし、第二次世界大戦で、日本が勝っていたら、世界はどうなっていたのでしょうか。

世界の共通言語が日本語になっていたのでしょうか。

広大な国土を持つ、アメリカとかロシアが果たして、日本の植民地のようになっていたのでしょうか。

この二つの国はあまりにも、国土が広すぎて、日本の手にあまったのではないかと思います。

戦争を知らない人々は、8月15日は、帰省して、お墓参りをする日だという程度の認識なのだろうと思います。


戦争によって、どんな利益が、世界の人々にもたらされるのでしょうか。

なぜ、世界から戦争が消えないのでしょうか。





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水床湾の日の出

2009年08月14日 10時02分07秒 | 風景写真

徳島県の宍喰の、『水床湾』の日の出の光景をいつかは撮影したいものだと思いつつ、時期的にいつがいいのか、わからないまま、時間だけが過ぎてしまっていたのですが、日の出の時刻が5時半ころなら、その後の仕事の段取りにも支障はないと思い、行ってきました。

当日は、晴れると期待していたのですが、現地に到着してみると、水平線には雲がかかっていて、これでは海から昇る朝日は見られないだろうと、ほとんど諦めていたのですが、雲の隙間から、海から昇る朝日は見られました。

しかし、期待していた朝日の光景とは、全く違っていました。

水平線の上の雲が東雲色に輝き、海面に映りこみ、圧倒的な、朝焼けのシーンをイメージしていたのですが、そういう光景は、条件が悪く、見られませんでした。

太陽の昇る位置が、北よりだったので、絵柄のバランスもよくなかったように思います。

やはり、太陽がもっと南よりから昇る冬場のほうが、美しい日の出の光景が見られると思います。

水床湾も景勝地ではあるのですが、室戸ジオパークの室戸岬の圧倒的なダイナミックな光景とは比較の対象にはならないようです。

撮影時期と、天候がよくなかったので、宍喰の方には申し訳ないのですが、こういう画像しか撮れませんでした。





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よさこい祭り、後夜祭、武政英策賞

2009年08月13日 12時40分23秒 | よさこい

よさこい祭りの後夜祭をビデオで少し見ました。

最高賞の『武政英策賞』は、旭食品でした。

旭食品は、踊り子さんが全員女性ということで、華やかな感じです。

衣装もよかったのですが、頭のかぶりものが印象的でした。

踊りは、なんとも不思議な感じのする踊りでした。

まるで、巫女さんの舞のような感じでした。

テレビのステージの踊りだけでは判断するのは、正当な評価ができないと思うのですが、たとえば、『ほにや』は、いまひとつ印象が薄い感じでした。

『ゑびしば』にしても、アイディアと、パワーが欠けていたように思います。

世の中が不況なので、経済的にも、各チームは厳しいと思います。

そういう中でも、人気チームは毎年、衣装にしても、楽曲、踊りにしても、常に注目されるわけですから、プレッシャーは大きいと思われます。

どういう厳しい状況であっても、参加を続けるということが、ある意味、不況に立ち向かっていくという姿勢の現れでもあるわけです。

経済的なことから考えると、県外から参加されたチームの方は、地元のチームの方よりもはるかに、経済的な負担は大きくなると思うのですが、それにもかかわらず、県外から参加するチームが増えているということは、いかに、高知の城下のよさこい祭りが魅力的なのかということが分かります。

夏のよさこい祭りに参加したすべてのチーム、踊り子の皆さん、お疲れ様でした。 

夏のよさこい祭りの本祭は終わりましたが、秋にもまだ、高知で、よさこい鳴子踊りが見られます。


次は、原宿スーパーよさこいです。






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よさこい大賞は、十人十彩

2009年08月12日 09時03分37秒 | イベント・祭り・コンサート

2009年のよさこい祭り、夏の本祭の、『よさこい大賞』は、“十人十彩”でした。

やはり、というか、またか、という結果ですが、よさこい祭りに取り組むチームの姿勢とか、経済状況、練習量とか、実際の踊りを見ても、なかなかこのチームの上を行くのは難しいことと思います。

このチームに対抗できるのは、『ほにや』とか、『ゑびしば』とか、『旭食品』、『NTTドコモ』のようなチームくらいでしょう。

いうなれば、F1のチームのように、十分な資金があって、優秀なドライバーがいて、きちんと、練習ができないと、頂点に立つのは難しいでしょう。

しかし、賞を取るために、踊るのではなくて、よさこい鳴子踊りは、あくまで、祭りですから、“入賞”するか、しないかということは、よさこい祭りに付随する余興のようなものです。

よさこい祭りは参加することに意義があります。 

十人十彩の踊りはテレビでほんの少しだけ見た程度なので、後夜祭をビデオ録画して見ることにします。

よさこい祭りを主題にした映画の撮影も行われているようです。

来年、公開ということですが、高知県を舞台にした映画が次々と作られているようです。

できることなら、室戸岬でのロケもしてほしいものです。室戸岬は、プロのカメラマンの方には、ポートレートのロケに使ってほしいです。  


夏の甲子園の高知高校は、30年ぶりに、甲子園で勝ったということです。

そんなに、ひさしぶりのことでしょうか。

もっと、甲子園では勝っていると思ったのですが、甲子園での一勝というのはなかなかむずかしいようです。




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