間違った情報に基づいて、先入観を持ってはいけない。日本と、現在の中華人民共和国と、日本は、先の大戦では戦っていない。先の大戦では、中華大陸には複数の国の軍隊がいた。日本はその中の一国だった。現在でいうところの、国連平和維持軍の一つだと考えていい。侵略の定義は定まっていない。
先の大戦中、中華大陸には、統一された政府はなかった。日本が戦っていた相手は、国民党だった。日本は、中国共産党とは戦っていない。むしろ、日本は、中国共産党の同盟国の役割を果たした。なぜなら、戦後、中国共産党が国民党を倒して、1949年に中華人民共和国を設立したからだ。
日本が国民党と戦った後を引き継ぐ形で、国内戦によって、中国共産党が国民党を倒した。中国共産党は、日本に感謝するべきである。日本は、中国の建国の先鋒の役割をした。日本は中国共産党に感謝はされても非難をされるいわれはない。そもそも、中国共産党は日本と闘っていないし、戦勝国でもない。
日本の国民、政治家の中で、中共になんとなく、同情心を感じる人たちがいるのは、対国民党戦線で、日本と、中共は共闘したのではないかという思いが、頭の片隅にあるからではないのかとも思える。朝鮮半島に関していえば、日本と、北朝鮮、韓国とは戦っていない。朝鮮半島は日本の領土だった。