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きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

大杯で乾杯

2008年01月16日 09時18分24秒 | 風景写真

昨日の夕日です。水平線には雲が多かったのですが、わずかに隙間があったので、こういう場合は、ワイングラスのような、だるま夕日が撮れるのではないかと思っていたのですが、予想通りの、だるま夕日が撮れました。

ワイングラスというよりは、大杯型のだるま夕日です。こういうワイングラス型の夕日は過去にも何度も撮影しているのですが、昨日の夕日は、色と形が理想的でした。

レンズはシグマの安物のレンズで、170-500のズームレンズに、2倍のテレコンをつけて、1000ミリです。35ミリフルサイズに換算すると、1500ミリの焦点距離です。

カメラはα700で、Dレンジオプチマイザーのレベル3を使用しています。こういうふうに太陽が雲で隠れている場合は、レベル3程度がいいようです。

『大杯』の夕日ですが、だるま太陽フォトコンテストでは、評価されないでしょう。宿毛のだるま夕日フォトコンでは、こういうふうに、太陽を大きく捉えたものでもきちんと評価してくれるのですが、田野のだるま太陽フォトコンでは、評価されないでしょう。

宿毛と、田野のだるま太陽フォトコンでは、はっきりと、評価の基準が違います。田野のだるま太陽フォトコンでは、撮影場所が重要です。

たとえ、太陽がだるまになっていなくても、場所の風景がよければ、入賞します。ほとんど、風景写真のようなものです。

だいたい、だるま太陽フォトコンなのですから、メインは、太陽であるべきです。何度も言っているように、だるまにこだわらず、朝日と、夕日の風景写真の部門を創設するべきです。

四国の他の地方では、だるまと風景写真の部門の両方の部門を設けています。だいたい、だるま朝日なんて、ほとんど撮れるものではないですから、そういうものだけを対象にコンテストを開催するのはいかがなものかと思います。

たとえば、安芸市の内原野つつじ祭モデル撮影会は、小学生から、高齢者まで参加できる、とても楽しい、社会的文化事業ですが、だるま太陽の撮影は、特殊で、悲壮感漂う、消耗戦のような感じです。




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夕日は見られます

2007年12月17日 12時51分40秒 | 風景写真

昨日の日曜日は、昼間は気温が高かったので、だるまになるかどうか分からなかったのですが、きれいなだるま夕日になりました。

多くのカメラマンが昨日のだるま夕日を撮影したことと思います。

画像のだるま夕日は、レンズの焦点距離は35ミリに換算して、980ミリ程度です。だいたい、1000ミリくらいが、画面上での太陽の大きさのバランスがいいと思います。

α700のDレンジオプチマイザーのアドバンストレベル5で撮影すると、手前の海と、太陽の両方が適正露出になります。この機能は、朝日、夕日の撮影でその真価を発揮します。


朝日は見えないのですが、夕日は何とか、見えるのですが、手前に、絵になるようなものがなくて、作品にはなりません。

ただ、形と色はきれいでした。船がもう少し、早く来ていれば、作品らしくはなったと思います。

きれいなだるま朝日が見られるのはいったい、いつになるのでしょう。




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昨日のだるま夕日

2007年12月10日 09時28分36秒 | 風景写真

相変わらず、朝日は見られないのですが、昨日は、夕日が見られました。色と形はよかったので、この夕日を撮影した方は多くいたと思います。

ただ、夕日だけをいくら大きく撮影しても絵にならないです。撮影場所が大切です。夕日の撮影場所は、探せば、けっこうあると思います。

使用レンズは、あまりいいレンズではないですが、シグマの170-500に2倍のテレコンをつけて、35ミリ換算で、1250ミリの焦点距離です。

ここれくらい大きく撮ると迫力があります。だるま太陽を撮影している方はかなり高額のレンズを使用していると思います。

500ミリのF4.5のレンズがほしいですが、値段が気絶するような高額です。せめて、100~400のF5.6で、テレコン対応のレンズがほしいです。




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風景とのコラボ

2007年12月05日 14時04分55秒 | 風景写真

ほんとに天候が安定しないです。前日の夜の天気予報の気圧配置を見て、翌朝の天候を判断するのですが、西高東低の気圧配置の場合は、まず間違いなく、水平線には雲があります。

作品になるかどうかは別にして、とにかく、今シーズンのだるま朝日を一度見てみたいものだと思っているのですが、全く見ることができません。それに、だるま太陽フォトコンテストが開催されるのかどうかも分かりません。

田野町にメールで問い合わせたのですが、全く返事がきません。コンテストが開催されるなら、なるだけ早く、情報をネット上で公開してほしいものです。だるま朝日・夕日を売りにしているのは、高知県の東部だけではなくて、他の自治体でも『売り』にしています。

他の地域に先んずるのであれば、とにかく、情報を早くネット上で公開するべきです。条件的には、他の地域に比べると、室戸市で見られるだるま太陽の色と形はあまりよくありません。

それに、見られる確率があまりにも低いです。月に一度程度しか見られないものを『売り』にしても、遠方からわざわざ室戸岬のだるま朝日を見にきた観光客はがっかりするだけです。

ですから、だるまにこだわらず、室戸岬の奇岩と、朝日との雲と海の織り成す、圧倒的な神々しい光景を『売り』にすればいいわけです。

写真を撮らない人と、写真を撮る人とでは、この世の森羅万象に対する見方が全く違ってきます。そもそも、早朝に、特別なことでもない限り、室戸岬に朝日を見に行く方はほとんどいないと思います。

道を歩いている時、路傍の石にふと目を止めることはないと思います。ところが、写真を撮る立場の私は、路傍の石の中に生命を感じ、室戸岬で見る朝日の光景に神の臨在を感じます。

そんな大げさなと、思うかもしれないですが、これは、事実です。写真を撮るとはそういうことなのです。

私はアマチュアですから、基本的には、何でも撮ります。風景も、祭りのスナップも、花も、マクロも、テーブルフォトも撮ります。ですが、人を撮っている時が一番楽しいです。

風景の中に人物がいると、風景が生命を生み出しているかのようにも思えます。モデルさんがいれば、室戸の風景とのコラボができて、表現のバリエーションは無限に広がるはずです。




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★場所 室戸郵便局
★期間 2007年12月3日(月)~12月7日(金)


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長者野小学校の銀杏

2007年11月29日 10時07分09秒 | 風景写真

室戸の秋らしいものを少し掲載します。吉良川の西の川の奥に行くと、『長者野』というところがあります。

この土地の名称からすると、昔は、さぞかし、お金持ちが住んでいたのではないかと思います。ここに来たら何かご利益がありそうですが、現在は住民の人数も減っています。

個人的には、このあたりは、平家の末裔の方と関わりがあるのではないかと想像しています。

平安時代末期の、1185年、現在の山口県下関の壇ノ浦の戦いで平氏と源氏が最後の戦いをして、平氏が敗れて、その多くは瀬戸内海に身投げしたのですが、一部の平氏は、四国側に逃げて、四国山脈を超えて太平洋側にまで、出て来ていたのではないかと想像します。

長者野あたりには、『古矢橋』という名称の橋があるので、平氏と関わりはあるのではないかと想像されます。このあたりの家の蔵からは、刀が出ることがあるようです。

長者野には、かつては小学校があったのですが、今では、すっかり廃校になっています。長者野小学校には、形のいい銀杏の木があります。

何度も訪れて撮影はしているのですが銀杏の木の撮影のタイミングが大切で、最も色づきのいい時に撮影できるといいのですが、撮影したときは、ほんの少し時期が早いような気もしました。

昨年も撮影したのですが、データをすべて消去してしまって、ほんとに、せっかく撮影したのに、がっかりです。昨年のほうが色づきはよかったように思います。





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天龍寺の紅葉

2007年11月28日 13時44分52秒 | 風景写真

天龍寺は、池のある庭の紅葉が池に映りこんでとても美的です。この池のある庭のまわりを歩くことができます。

本堂の上にも上がることができますが、別料金です。ここからは、まるで一幅の絵画のように額縁のような庭の紅葉が見られます。

額縁付きの絵画のような紅葉を撮影したいと思っていたのですが、どこから、本堂に登ればいいのやら分からず、庭のまわりを行ったり来たりして、本堂の掃除をしていた女性に尋ねて、やっと上り口が分かりました。

旅の撮影は、時間の勝負ですから、タイムロスがないようにしたいものです。天龍寺では予定の時間をオーバーしてしまいました。





庭の池に紅葉が映り込みます




額縁のように


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言葉にできない

2007年11月28日 09時52分24秒 | 風景写真

嵐山では4ケ所訪れました。今年の紅葉の出来具合は、あまりよくないということですが、それでも、京都の紅葉はみごとです。ほんとに、言葉の表現の世界を超えています。

実際に目で見て心で感じてほしいです。室戸では、何千年たっても、決して見るみことのできない光景です。こういう光景を見るために、旅費と時間を使うことはとても重要な意味があります。

人は、時々、美しい光景とか、人か、言葉とか、心遣いに触れる必要があります。そうすることに、人は喜びを感じ、癒しを感じられるはずです。

紅葉の画像は、たくさん撮っているのですが、のちほどヤフーのアルバムにして公開したいと思います。ブログの画像は小さいのが残念です。できれば、オリジナルの画像で見ていただきたいです。

α700の設定の彩度と、シャープネスをプラス1にして、『紅葉』スタイルで、Dレンジオプチマイザーをアドバンストレベル3にして撮影すると、実際に見た目より鮮やかな色がでます。

モニターでその色が分かるでしょうか。紅葉は透過光で見ると実に美しいのですが、デジカメはその光を再現することができないので残念です。

嵐山では、『天龍寺』、『常寂光寺』、『二尊院』、『厭離庵』の4ケ所に訪れたのですが、個人的には、『常寂光寺』がベストだと思いました。

どう表現したらいいのか、絶句してしまうような光景です。画像は、『常寂光寺』の竹林をバックにした錦絵の世界です。 

紅葉の画像は少しずつ掲載していきます。





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池に映る紅葉

2007年11月26日 13時53分50秒 | 風景写真

なんとか無事に紅葉の撮影から帰ってきました。体力、気力を消耗してきました。

朝、7時半ころに、京都・嵐山に到着しました。午前中は嵐山の、4ケ所のお寺で撮影しました。4ケ所、撮影すると、時間的にあまり余裕がありません。

移動する時間も必要になりますから、一カ所で、30分程度の撮影を予定していたのですが、予定の時間をオーバーしながらの撮影になりました。

午後からは、東山区界隈で撮影しました。紅葉は、嵐山でも、少し青葉があって、もっともいいのは、今週末あたりだと思います。やはり、気温が高かったということで、京都でも紅葉の進み具合は、遅れているようです。

昨年の今頃は、ちょうどいい色づきでした。昨年は、午後3時過ぎから大雨になって、期待していた紅葉のライトアップの撮影がうまくできなかったので、今年は、紅葉のライトアップをきれいに撮るのだと決意していました。

高台寺と、清水寺のライトアップを撮影してきました。ライトアップとはいっても、かなり暗いので、実際のところは、暗くて、三脚なしではきれいに撮れません。しかし、三脚は持ち込み禁止です。

手ぶれ覚悟の撮影になるのですが、カメラのISOを上げ、手ぶれ補正の機能を使って、さらに、現場にあるものを利用して撮影します。

昨年撮影しているので、現場がどういう状況なのかはある程度把握していましたし、昨年、撮影するにあたって、ネット上でどういうふうに撮影すればいいのか情報を入手していました。

とはいうものの、簡単には撮影できません。まず、驚くほどの人が押し寄せます。殺人的な人の数です。満員電車に乗っているようなものです。撮影するにしても、一番前に出なければ、後ろからでは、前の人の頭が邪魔になって撮影できません。

できることなら、ライトアップが始まる前に、お寺に入って、撮影場所を確保しておくべきです。しかし、旅の途中なので、そんなに時間的には、余裕がありません。

午後5時少し前に高台寺に入ったのですが、すでに、撮影に適した場所は、他の観光客が大勢占拠していました。前にいる観光客が後ろに下がるのを待つ以外に手はありません。

後ろからどんどん人が押してくるのですが、とにかく我慢します。そうしていると、前にいる方が後ろに出ようとします。そのすきに、前に出て撮影場所を確保します。

高台寺には、池の周りにロープを張っています。所々に、ロープを繋ぐ杭があるので、その杭を利用します。杭の上にカメラを乗せて、ゆっくりとシャッターを押します。

ISO感度は、800・1600・3200を使用します。杭が低い位置にあるので、ファインダーを覗くことができないので、ノーファインダーでの撮影になります。こういう時こそ、ライブビューが必要になります。

α700にはライブビューは付いていないので、不便ですが、構図を予測しながら何度もシャッターを押します。手ぶれ補正機能は、もちろん、使います。α700はけっこう高感度の時のノイズが少なくて、感度3200でも、モニターの上ではノイズが目立つほどではありません。

紅葉のライトが当たっているところと、そうでないところの露出差があるので、平均的に、ライトが当たっているところを狙うときれいに撮れるのですが、全体を撮ろうとすると、ライトが当たっているところの露出が飛んでしまいます。

とにかく、たくさん撮るしかないです。画像は、比較的ライトが均等に当たっている場所を撮影したものです。池に、ライトアップされた紅葉が映りこんでいて、とても幻想的でした。

紅葉のライトアップは、昼間の倍くらいの観光客が訪れるので、撮影に出かけようと思う方は、心して、撮影に臨んでください。 

画像の撮影データは、クリエイティブスタイルはスタンダード・ISO800・シャッター速度1/3秒・露出補正なしです。

杭の上にしっかり乗せて撮影しています。この場所は、観光客がもっとも密集している場所からは、少し上のほうに上ったところです。テレビカメラのスタッフが撮影していまた。




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ワイングラスのように

2007年11月21日 20時49分48秒 | 風景写真

冬型の気圧配置で天候が悪くて、きれいなだるま朝日も夕日も見られないのですが、だるま夕日になる様子をちょっと、紹介します。撮影した日は、水平線に雲がかかっていて、きれいなだるま夕日は見られないだろうと思っていました。

しかし、雲があっても、それなりに、イメージを持って撮影すれば、作品は作れます。雲があるからといって、あきらめる必要はありません。

寒気が流れ込んで、海水温と、大気の温度差が大きい時には、だるまの海面に映る下の部分が大きくなります。だるまができる気象条件の時は、夕日が海面に近づくにしたがって、夕日が海面に映り込むようになります。

こういう場合は、必ず、だるまになります。夕日が海面に着水する瞬間に、夕日の下の部分が海面とつながって、まるで、夕日と、海面に映ったもう一つの太陽の間に、橋ができたようになります。

この瞬間がもっとも、心躍ります。肉眼ては、その瞬間はあまり大きくは見えないのですが、合焦点距離が1000ミリを超えるレンズを通してみると、圧巻です。

落ちてくる夕日から見ると、夕日に足ができて、海面に映っている夕日は足の台座のように見えます。

落ちてきた夕日の上部の半分くらいが、うまく雲で隠れると、“ワイングラス”のように見えます。それを狙って、撮影したのですが、夕日の上部の雲が薄くて、きれいなワイングラスにはなりませんでした。雲がある時にまた挑戦します。

それにしても、α700のDレンジオプチマイザーの機能はすごい。太陽の質感を残して、海面だけが明るくなっています。





海面にもう一つの太陽が現れます



海面の太陽との間に足ができてワイングラスのようになりました


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十三夜の月

2007年10月24日 12時29分11秒 | 風景写真

めったに、月は撮影しないのですが、昨夜は十三夜ということで、月を撮影してみました。月の撮影には、長めの焦点距離のレンズが必要になります。

といっても、ズームレンズの170~500のレンズしかなくて、これでは、月は小さく写ってしまうので、300ミリの単焦点レンズに、2倍のテレコンを付けて撮影しました。300ミリは、だるま朝日の撮影に使うくらいで、ほとんど使うことのないレンズですが、自分が所有しているレンズの中では、もっとも高価なレンズです。

300ミリに2倍のテレコンを付けても月はまだまだ小さいので、撮影した画像をトリミングしてみました。ところが、画像のトリミングの仕方が分からずに、苦労しました。

フォトショップは、よく使用しているのですが、画像のトリミングは一度もしたことがなくて、悪戦苦闘して、やっとトリミングしました。

画像は、カメラぶれのせいなのか、ややシャープ感に欠けます。月の撮影は、ただの天体写真のようになってしまいます。月よりも太陽です。そろそろ、だるま朝日のシーズンが始まりそうです。





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