昨日の夕日です。水平線には雲が多かったのですが、わずかに隙間があったので、こういう場合は、ワイングラスのような、だるま夕日が撮れるのではないかと思っていたのですが、予想通りの、だるま夕日が撮れました。
ワイングラスというよりは、大杯型のだるま夕日です。こういうワイングラス型の夕日は過去にも何度も撮影しているのですが、昨日の夕日は、色と形が理想的でした。
レンズはシグマの安物のレンズで、170-500のズームレンズに、2倍のテレコンをつけて、1000ミリです。35ミリフルサイズに換算すると、1500ミリの焦点距離です。
カメラはα700で、Dレンジオプチマイザーのレベル3を使用しています。こういうふうに太陽が雲で隠れている場合は、レベル3程度がいいようです。
『大杯』の夕日ですが、だるま太陽フォトコンテストでは、評価されないでしょう。宿毛のだるま夕日フォトコンでは、こういうふうに、太陽を大きく捉えたものでもきちんと評価してくれるのですが、田野のだるま太陽フォトコンでは、評価されないでしょう。
宿毛と、田野のだるま太陽フォトコンでは、はっきりと、評価の基準が違います。田野のだるま太陽フォトコンでは、撮影場所が重要です。
たとえ、太陽がだるまになっていなくても、場所の風景がよければ、入賞します。ほとんど、風景写真のようなものです。
だいたい、だるま太陽フォトコンなのですから、メインは、太陽であるべきです。何度も言っているように、だるまにこだわらず、朝日と、夕日の風景写真の部門を創設するべきです。
四国の他の地方では、だるまと風景写真の部門の両方の部門を設けています。だいたい、だるま朝日なんて、ほとんど撮れるものではないですから、そういうものだけを対象にコンテストを開催するのはいかがなものかと思います。
たとえば、安芸市の内原野つつじ祭モデル撮影会は、小学生から、高齢者まで参加できる、とても楽しい、社会的文化事業ですが、だるま太陽の撮影は、特殊で、悲壮感漂う、消耗戦のような感じです。
