そうなんだ。

外国語で知ったこと。

フレー   英語

2013-10-30 13:00:00 | 語学
フレ~、フレ~、わ・た・し。
頑張れ、頑張れ、わたし。 頑張れ、頑張れ、わたし。

“頑張れ”は日本語ですが、 “フレー” は何?

英字新聞のエッセイの冒頭が

「Hurray!  The 2020 Olympics are coming to Tokyo!」

で始まり、出だしの単語 「Hurray」 の読み方が解らなかったので
電子辞書にて発音を聴きました。

「hurray」(フレー)・・・万歳

(フレー)と発音するのですね。

えっ? 一行目に書いた応援の “フレー” って、この英語なの?
紙の辞書には、例文も出ています。

「Hurray for the Queen!」(フレー フォー ザ クイーン)・・・女王万歳!

いや~、でも、日本で使う(フレー)の意味は、“ばんざい” とは
少々違いますよ。
それでは、広辞苑を見ましょう。

フレー[hurray]・・・「ばんざい」「愉快」など、歓喜・賛成の意を表す発声。
            我が国では「奮え!」の意味に用いて、スポーツの応援に
            叫ぶ。

そうですよ。 「奮え」ですよ。 その意味なら、しっくりきます。
応援団の人達のエールが

「ふぅるぇ~、ふぅるぇ~」

って聴こえるのは、「奮え」 と言っていたからなのかもしれません。 
カタカナで書くから、紛らわしいですけれど、
一行目の「フレー」は、英語の “万歳! わたし!” ではなく、
日本語の “奮え! わたし!” です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする