そうなんだ。

外国語で知ったこと。

エンゲル   ドイツ人

2014-01-27 13:00:00 | 語学
生協の共同購入を今月で抜けます。
毎週決まった曜日にマンションの入り口まで、注文した品物を
運んで来てくれる便利なシステムで、かれこれ10年以上利用
していました。

突然、おっくうになってしまったのです。
決まった曜日・時間帯に

「こんにちわ。 生協です。」

の放送を聞き逃さないように、部屋で待機していることが・・・。
しかし、その理由だけではお仲間もいることですし、抜ける理由の
正当性に欠けるような気がして、色々と屁理屈を自分なりに探しました。

収入が伸びないのに、支出(学費)だけが伸びている我が家の生活費で
切り詰めて良いのは食費です。
スーパーでまとめ買いをして、その中でやりくりする事でだいぶ
エンゲル係数を抑えることが出来ています。

エンゲル係数のエンゲルはどういう意味なのだろう・・・。
これはドイツの統計学者の名前でした。 

「Ernst Engel」(エルンスト エンゲル)・・・ドイツの統計学者

19世紀中頃のベルギーの労働者の家計調査に基づいて、所得水準が
高い家計ほど、消費支出総額に占める食費支出の割合が低くなる傾向
にあることを発見したそうです。
なんか、名前が付くほどの大発見という感じはしませんけど・・・。
初めて気がついた人なんでしょうねぇ。

話しを戻します。
買い物に行かなければ使いようのない食費も、家にいて生協のカタログを
眺めては

「あら、美味しそう」 「今回のお買い得なのね」

と番号にチェックを入れていては、どうなのでしょう。
私の手料理を毎日必要としていた家族の食事事情も変わってきました。
育ち盛りに飲んでいた牛乳消費量も少なくなり、食事のキャンセルも
多くなっています。
配達してもらうほど食糧が必要ではなくなっている。

これだ・・・。

“おっくう” よりも “家族の食事形態の変化で注文がしづらくなった”
の方が、 生協さんにも周りの方にも聞こえがいいです。

大人の方便のはずでしたが、 いいところに気が付きました。
無駄がなくなり、エンゲル係数はさらに低くなるでしょう。





コメント (4)
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