そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ガラケー   新語

2013-04-26 13:00:00 | 語学
『ライン』という言葉を知ったのは、1年前。
わんこ(友人)からのメールの、“みち子にラインで送った
けど返信がない。” という一文でした。
後日、てるこさんがスマートフォンの画面を見せながら
ラインについて説明してくれたのですが、わかったような
わからないような・・・。 便利だとのことですが、
その画面ゆえなのか、少々軽薄なやりとりに感じられました。 
何故、そこにお子様趣味の絵(スタンプ)が必要なのか?

一緒に暮らす若いモンに
私 「最近ラインラインって聞くけど、私の携帯でライン
   は出来ないんでしょ?」
若 「ガラケーでも出来るよ。」

ガラケー!?   柄系・・・?

ブログを書き始めてから言葉を調べる為に、様々な辞書を
手元に置いてありますが、その中に『カタカナ新語辞典』
という辞書もあります。
載っていました。

「ガラケー」・・・ガラパゴス携帯。 絵文字・ワンセグ・赤外線通信・
       お財布ケータイといった多機能サービスを提供する、
       独自の進化を遂げている日本の携帯電話。
       他との接触がなく、独自の進化を果たしたガラパゴス諸島
       の生物にたとえた呼称。

「スマートフォン」・・・高度な情報管理機能を備えた携帯電話。

私が使う普通の携帯電話が、日本独自の進化機能だとは知らなかった。
しかし、ガラパゴス諸島の生物に例えるって・・・。

“ガラパゴ”はスペイン語で “亀”という意味です。
イギリスの自然科学者ダーウィンはガラパゴス諸島を訪れた時に、
「ここの亀はそれぞれの島ごとに異なっているので、見ればどの島の亀か
断言できる。」という説明を受け、やがて『種の起源』にたどり着くべき
進化論のヒントを得たそうです。

携帯電話のみならず、所有している自分自身まで、すご~く小さい世界に
閉じ込められている様な気がしてきました。

そうは言え、次回機種変更する際も、馴染みの“ガラケー”を
選ぶでしょう。
コメント (2)
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