そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ダウト   英語

2013-04-05 13:00:00 | 日記
「あれは一体、何だったんだろう?」

てるこさんと私には、共通の謎の思い出があります。
先日の氷川神社参拝の折に、何十年か振りに話題になりました。

女子高校生だった私達二人と、今にして思えばつかみ所の無かった
クラスメート、仮にK子としておきますが、3人で青山学院の
大学祭に遊びに行きました。 
何を食べたのか、カッコイイお兄さんに声を掛けられたか否か・・・。
もはや、一つの出来事を除いて、その際の記憶は残っていません。

“体が楽になる”だか“気持ちがすっきりする”だかの
呼び込みのお姉さんに着いて、ある教室に入りました。
3人で並んで座った後ろに、3人の大学生が一人づつ私達に付き
手のひらを、じーっとかざします。
当時の私でも、怪しいと感じたのを覚えています。

「doubt」(ダウト)・・・疑う・疑わしいと思う・不審

ー ダウトと言えば、
  “ダウトっ!!!” の名のトランプゲームがあります。
  幼少時は、意味もわからず声を張り上げていましたけど、
  “怪しいっ!!!”と言ってたんですね。 ー

「あたたかさを感じるでしょ?」などと問われて、
曖昧に返事をしていると、突然K子さんが体をふるわせえて
泣きじゃくり始めたのです。
一体、どうした・・・!?

ビックリしたのは、てるこさんと私だけではありません。
お姉さんたちも慌ただしく動きまわり、K子さんを両脇から
支えるようにして、別の部屋に誘導しました。
もちろん私たちも彼女のバックを持って、ついて行きます。

別室には、年配の女性が控えていて、K子さんを座らせると
その前に女性も座り、伸ばした両手を上から下へ降ろしながら

「おっしずまぁりぃ~。 おっしずまぁりぃ~。」
(注:お静まり。お静まり。)

と悪霊払いのごとく唱え始めたのです。
心配そうな顔を作って見ていましたが、これには
ちょっと笑いそうになっちゃったのを覚えています。

まぁ、ほどなく静まった?のですが、当人には 「大丈夫?」
としか聞けず仕舞い。
何かに憑依されたのか、K子さんの演技だったのか、演技だったら
何か目的があったのか?
卒業後はお付き合いもなく、いまだに謎なんですよ・・・。

あのサークルもK子さんも、とってもダウトフルでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする