故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

先輩と嵐

2019-03-14 07:44:29 | よもやま話

絵のタイトルは、春の雪。


3月中旬、なごり雪が降りました。
冬タイヤのままでよかったと思いました。
昨日は、勢いで会津を訪ねました。
お好み焼きの師匠の味を久しぶりに堪能しました。

今日のタイトルは、「先輩と嵐」です。
毎日が忙しかった。
先輩が来るとなると、生活が一週間ほど一変します。
胃を全摘した先輩は、食事後しばらくは横になることができません。
テレビを観ながら、とろとろと寝ることになります。
鉄工所をやっていた頃はお尻ももりもりでしたが、今は見る影もなく筋肉がそぎ落とされました。
いわゆる床ずれが眠りを妨げます。
先輩が、わずか2日間でも我が家にいるときのように過ごしていただきたい。
そんな思いで、家の片づけ模様替えが始まります。

準備とゴルフと反省会。
そして、後片付けです。
私たちも同じように疲れるようになりました。
先輩が来るのは嬉しいが、帰られてほっとするようなことになってしまいました。

先輩の一日を聞きました。
毎日が、日曜日の生活です。
朝ごはんを作って、食べる。
新聞の折り込みを集めて片づける。
テレビを観ながらうとうと。
昼ごはんにラーメンを作って食べる。
また、同じようにうとうと。
どこかに出かける用事もない。
散歩に行くのも億劫だ。
そうして、日だけが過ぎていく。
暇で死にそうだ。

先輩が来ると、家が一瞬きれいになります。
いつまでも続けたい。
先輩と嵐。
先輩にとって、スケジュールが埋まることがなにより嬉しいことなのです。
年間、何十日か我が家で過ごす。
先輩を甘やかさない手を考えなければなりません。
春から秋まで農業を手伝ってもらうことにしました。
草刈も剪定もしていただきましょう。
合間にゴルフです。
カフェだって手伝っていただきましょう。
遊ばせることはないのです。
疲れたら温泉に行けばよい。

暇で死にそうなんだから、仕事を手伝っていただきましょう。
私たちは忙しくて死にそうなんだから。
今日もばあちゃんたちの予約が入っています。
楽しみに来られるばあちゃんたちです。
仲間の一人が昨年末に他界されました。
控えていた食事会を再開されました。
応援しなくてはならんでしょう。

先輩と嵐でした。

なごり雪 梅に桜と 急ぎ足

2019年3月14日
コメント
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