故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

子守唄

2015-01-05 13:32:20 | よもやま話

寝てくれと 想いつのらし 幼子の

かみさんは、子供によく絵本を読んでやっていました。
2、3行読むと高いびきでした。

私が子守唄を歌ってやると、子供が真似をしました。
正しく真似をしているのに音痴でした。
子どもは、絶対音感とやらがしっかりしていて、私が歌うとおりに真似をしました。
かみさんは、もう歌ってやらなくて良いと言いました。

友達は向上心の塊でした。
一生懸命仕事に打ち込みました。
育児で悩んでいた奥さんは、子供2人を道連れに死んでしまいました。
可哀想なことをしました。残った友達は、何を思ったでしょう。
慰める言葉もなかったのを覚えています。

確かに、子供は宝です。
その前に、かつて子供であった両親が財産です。
子守唄には、哀しいものが多いように思います。
子育ての苦労がにじみ出ています。

両親は一生懸命、産み育ててきました。
子供は望んで生まれてきたのではないでしょう。
どちらにも言い分があります。

立派な親でなくても良いのです。
出来た子供でなくても良いのです。
大事なことは、音痴でも良い、むずかる子供を
寝かせてあげたいと思うことです。

2015年1月5日
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広島風お好み焼きのおすそ分け

2015-01-05 06:37:12 | よもやま話

先輩の前で、孫の話はご法度です。

いい子たちなのにまだ、お嫁さんを迎えられません。
久しぶりに、横浜の我が家に帰りました。
一人暮らしの義兄を川崎で乗せて帰りました。
義兄は、昔いすゞ自動車でテストドライバーをやっていたとのこと。

二人の孫の下の男の子のお気に入りは、新幹線のおもちゃです。
2台の異なる機種の新幹線を、テーブルいっぱいに連結させて
遊んでいます。
その子の母である娘が、
「お父さんも張りあったら。」と言います。
秋田の爺(お婿さんの父)からの贈り物が新幹線らしい。
私が、贈るのはいつも絵本です。
本屋のおかみさん(ちょっと小奇麗な)に「今度はどれにしようか。」
と相談するのです。
遠くの爺は、印象付けが大事と妻が言います。

子供達は、私が作る広島風お好み焼きをリクエストします。
焼くこと15枚。小さかった子どもの友達が来た時は大変でした。
この子たちは、4枚も5枚も食べました。よって、段々小さくなるお好み焼きでした。

お父さんの作るお好み焼きが美味しいとおだてます。
婿さんに、息子にどうしても覚えてほしい。教えてあげてよと頼まれます。
そんなに難しくはないよ。とまんざらでもない私。
ちょっと、用事をしに行ってる間に、末娘が続きをやっています。
あれ、上手です。私より思い切ってひっくり返しています。
卵の落とし方も手際が良い。教えることはないほどです。
3時間かけて準備をしたのを、末娘は横で手伝ってくれました。
何枚も焼くうちに、手順を覚えていたのです。
これからもお義理で、「お父さんの作るお好み焼きが食べたい。」と言うでしょう。

亡くなったかみさんが、値切り倒して買ったレンジを磨いてきました。
新しい妻に、お好み焼きをお土産に持って帰りました。

2015年1月5日
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