故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

表現の自由

2015-01-15 06:42:31 | プロジェクトエンジニアー
  空を飛ぶがごとく

防寒対策をばっちりしました。
そして今日も書き始めます。

1月12日放送のNHK番組「プロフェッショナル」で、マツダのエンジン開発に貢献した
人見光夫さんを取り上げていました。
「振り切る先に、未来がある-自動車エンジン開発」がタイトルでした。
妥協を許さない挑戦こそ、この人の真骨頂です。

社長さんの一言が、印象に残りました。
「彼は、経営陣と話す時も同じ姿勢です。彼の大きな貢献は、ここまで言っても良いのだ。」と
会社の人に思わせたことだと思います。
会議に出席して、報告だけ求める上司と上司からの指示を待ち続ける部下の構図が目に付きます。
これは、会議ではありません。上司が、一人ずつ聞いて回れば、会議で皆が浪費する時間の
1/10ので済みます。
イエスマン(自分のコピー)を作ることが、技術伝承と思われている経営者(成功者)が
多いように思います。
そんな会社は、センチュリーカンパニーにはなれないし、社会貢献もできないのです。
ソニー、パナソニック、ダイエー、シャープと枚挙に限りがありません。
会議は、技術伝承とは次の世代の方に考える機会を作り、その腹積もりの精神を受け継ぐことなのです。

下の者は、自由に言いたいことを言わなければならない。
上の者は、そんな雰囲気や環境(社会)を作らなければならない。
やはりNHKの朝番組、「ごちそうさん」で主人公が言っていました。

こうして、毎日文章を書いていると、日記のような表現では限界があると感じました。
私が表現したいことは、自分の世界では限界があると感じたのです。
これが、小説になると第三者である主人公に自由にものを言わせ、行動をさせることができます。
私ではない第三者で表現することで、私の考えを自由に表現できるのです。
昔から、表現の自由を束縛される事件、事象が世界中で発生しました。
言論の自由を奪われることで、文化や文明はそこで一休みとなり、窮屈さを感じます。
こんなことを考えていて、人見さんのことが気にかかりました。

私は、妻となんでも話せます。
これはとてもありがたいことです。
会社のことも友人のことも、やりたいことしたくないこと、
感じたことを自由に表現できます。
会話がない夫婦のことを、家庭内別居などと取り上げられることがあります。

私はここまで言っても良いのだと思わせてくれる妻に感謝します。
そうあるためには、これで良しのリミットは取り外した方が良いのです。
今日良くても、明日は普通になり、さらに高みがあるのです。
結婚するとき、「好きだ。」と言ったではないかは通じないのです。

人見さんの一言が聞こえてきそうです。

これで満足してはいけない。さらに高い目標を掲げて、挑戦し続けるのです。

2015年1月15日
コメント
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