
横浜氷取沢から入り、山伝いに尾根道を縦走して鎌倉に行ける道があります。
かみさんと愛犬ジンとよく歩きました。かみさんも私も山歩きが好きでした。
その日は、チョコレートとカレンダーを届けるのが目的でした。
鎌倉在住の仕事の恩人宅は竹寺の近くでした。
たまたま、エンジニアリング会社での先輩にお会いしました。
鎌倉に入った最後の登りのところでした。
私は、忘れていたのに親切に声をかけてくれました。
たまたま、複数持参したチョコレートの一つをあげました。
時は経って、そのエンジニアリング会社を最後の仕事場にしようと再入社しました。
すると、山でお会いした先輩も同じ事務所にいらっしゃいました。
すぐに私に声をかけてくださいました。
今度、山に一緒に行こうと。
京急田浦から入山し、横浜、鎌倉と横須賀の山をルートを決めて歩くのでした。
そして、また出発地に帰りました。
約7時間で、歩く距離25Km、高低差1000mでした。
ここら辺の山は高くても200mですから、1000mの高低差をやるとなると、
沢歩きの後はやぶこきしながら直登するような道程となりました。
田浦駅からほどなく入った琉球料理の居酒屋が反省会の場所でした。
泡盛ではなく、ビールに日本酒でした。
私にとっては、少々ハードでした。全員先輩でしたが、山歩きのベテランでした。
どの方も強いのに優しかった。
ある時、その三市の連なった山々に点在する石仏5体を訪ねる山歩きをしました。
どの石仏も高さ50cm未満でした。冒頭の絵は、その時出会った石仏です。
普段の訓練不足で、膝や腰を次から次に痛め、山歩きに参加できなくなりました。
今は、奥多摩の玄関口に住んでいます。
登山靴も持参しました。妻にもプレゼントしました。
腰を痛め、温泉治療に行く途中、多くの年配者のハイカーに出会いました。
皆さん、笑顔でした。
私も今年は山に行きたいと思っています。
2015年1月22日