本当は気の優しそうな男前です。
厳しそうな顔になってごめんね。
今日のテーマは、「気の迷い」です。
優しい言葉を真に受けて、男たちは癒しどころに通います。
男は数多いるけれど、特別な言葉は俺一人に。
と全員が思っているのです。
カウンターに鼻の下を伸ばした馬鹿面が並びます。
だから、良いのです。
小さな勘違いで止めておきましょう。
道路で、死んでいる猫をこの頃よく見ます。
彼らにも恋の季節到来です。
死んでいるのは、ほとんどオスなんだと、先輩が教えてくれました。
逃げる雌は、すんでのところで車を交わすのです。
可哀想なのは、雄猫。
彼には、前を走る雌猫のけつしか見えていないのですか。
そういうこと。と先輩が答えました。
湯気が立つ 白いごはんの その先に
2016年6月28日