故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

幼き友へ

2016-06-22 06:37:36 | よもやま話

「そうね」、「そうなんだ」の相槌の外国人の英語教師。
彼女は、日本語が話せません。
夢中になって話しているのは、5歳の女の子です。
会話が成り立っています。
女の子は夢中になって身の回りのことを話しています。

今日のテーマは、「幼き友へ」です。
年齢差はいかんともしがたいもので、印象の強い若い時の過ごし方に大きな違いがあります。
分かり合えないこともあります。
細かいことです。
そんなことを言っていたら、歴史学者も考古学者も存在できない。

私は、囲碁の番組を見ていました。
孫が来て、画面から黒の石と白の石を交互につまんで口に運んでいました。
彼には、クッキーだったのです。そしてにやりと笑いました。
私は、「やるもんだわい」と思ったものです。
幼い子の連想ゲームは留まるところがない。

猫がじゃれ合っています。
遊びにも飽きたのか、猫を撮影している岩合さんの膝に座り込みました。
そのうち、岩合さんの頭の上に。
なんとも微笑ましい。

若い人に、そんなことは言えません。
微笑ましいなんて。
上から目線のくそ爺と思われるのが落ちです。
それでもそうなんです。
昔自分も通った道です。結末は自分のものだけ。
教えることはしません。押し付けになってしまうから。
微笑むしかありません。

そうなんだ。「それからどうしたの」も聞いて良いのやら。
幼き友は、今日も格闘しています。
あがき苦しんでいます。

そうなんだ。
と言うしかありません。

それでいいんだよ。も言えません。
微笑んでいる顔を見て安心したのか、幼き友はまた悪戦苦闘しているようです。

ずるいかな 答え知ってる くそじじい

2016年6月22日

コメント
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