皺が少ない絶好調の顔です。
苦労をものともしない頃でしょうか。
今日のテーマは「笑いじわ」です。
おばあちゃんの顔に止まったハエがもがき苦しんでいます。
しわに足を取られて抜け出せないでいます。
ご飯粒が口の周りについていても、違和感がない。
先輩は、奥さんにいつも注意されています。
「ご飯粒がついているわよ」
いつも笑っているから、口角に上向きにしわが出来てしまいました。
引っ張っても、すぼめてももう取れそうもありません。
これこそ、人間の年輪です。
いつも怒っている人は、眉間にしわがついたままになります。
渋さになると良いのですが、なんとなく近づきがたい。
40歳過ぎたら、自分の顔に責任が出てきます。
それまでは、親の責任。不細工に産みおってでもよいでしょう。
いつも気をつけていることが、表情に顕われてきます。
大事にしていることが、顔に出てきます。
けちな野郎は、貧相な顔になっていきます。
泰平楽は、どこまでものんびりです。
飛びきりの表情は、眼が無くなるほどの笑い顔。
そんな眼なのに、虫が入り込むから不思議です。
どうやって入ったん。となります。
笑いじわを見て、安心して話し始めます。
眼尻に隠せません。
顔は笑っているけど、眼が笑っていない人に会うことがあります。
用心します。
では、いつもそうかと言うと、人の表情は変わります。
やはり元気な時の顔が一番です。
安心します。
笑いじわは努力しても出来るものではありません。
あなたの周りが、笑顔を作ります。
私の心もちが、笑顔を作り、やがて笑いじわになります。
素敵な笑いじわを作りたい。
やればできるかもしれません。
手おくれかもしれませんが、頑張ってみます。
昔はね 誰でもきれい 寒椿
2016年6月30日