故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

うんと若い人へ

2016-06-04 06:01:37 | よもやま話

私から見ると頑張っていると思うんだけどな。
若い人は、ハードルが高く見えるんかな。
この人もよくやっています。


今日のタイトルは、「うんと若い人へ」です。
この歳まで何をやったかと言われても、
なにしろあっという間でしたので、これと言って答えるものはありません。

そんなことはないでしょう。と言われるでしょう。
自分の若い時の感覚で話します。
経験は、勲章のように積み重なるものだと思っていました。
貯金が増えていくようなものだと考えていました。
経験が、チャラになるとは思いもしませんでした。

生きているということは、常に新しいことに挑戦していることです。
同じようなことを昨日もしました。
昨日が経験ですが、今日は状況が昨日とは異なり挑戦になります。
体調が変わっていたり、環境に変化があったりで昨日とは違います。
たくさん生きたからと言って、経験がすべて糧にはなりません。
マイナスの経験もありますから、結局振りだしの毎年です。

若くないから、身体が動かなくなります。
これは、見ての通りです。
歳を重ねることで、大きく減退するのは「感動力」です。
若い時ほど強く感動しなくなります。
似たようなことだなとか、またかとなります。
これが、もっとも大きな違いです。

へえそうだったんだ。と
そんなものか。の違いです。

感動が少ない分、落ち込みも少なくなります。
どちらが良いですか。
私は、感動をうんとし、その分落ち込んでも若い時のほうが良い。
もう、戻れません。

得るものがあれば、失うものがあります。
全勝はありません。できれば二勝一敗くらいが理想です。

「経験」を広辞苑で調べてみました。
分かりやすい解説の一つにつぎのようなことがありました。

「何事かに直接ぶつかる場合、それが何らかの意味で
自己を豊かにするという意味を含むこと」

経験とは、直接ぶつからなければ得られないことで、
その後、自分を豊かにすることがある。

恋愛バカと言われるほど恋をします。
都度、撃沈。これまでの経験は露ほども糧になっていません。
分かりやすいたとえです。
でも、過去の恋を語れるほど豊かになっています。
それが、自分にどのような爪痕を残し、傷を癒したか知ることになります。

若い人に伝えたい。
望めば近づける。
そして、いつまでも挑戦である。
慢心を戒めるのは、ただただ愚直のごとく続けることである。
だって、続けられないのが普通だから。
切り替えても続けることに変わりはないのです。

うんと若い人がまばゆく見えるのはどうしてでしょう。
存在そのものが、息遣いに溢れているからです。
負けないぞ、頑張りましょう。

生きて良い 今朝も朝日が 言うてはる

2016年6月4日

2015年1月15日投稿記事「一勝一敗」を参照ください。

コメント
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