さっそくやまごぼう(雄山火口)を絵にしました。
採りに行けたのが嬉しい。
草陰から出て来た源氏蛍です。
尾は輝いていますが、持参したカメラでは写りませんでした。
よって、懐中電灯で照らすと蛍の光も消えることになりました。
中央左に黒く見えます。
螢川(ほたるがわ)は、宮本輝の小説。
1978年に第78回芥川賞を受賞した作品である。
今日のタイトルは「蛍とごぼう」です。ごぼうについては、後ほど書きます。
子どもたちだけでなく、連れて来た母親も見たことがないという。
昨晩の蛍見物は、中々の成功でした。
蛍川のように、塊となるような印象的なものではありません。
源氏蛍があちこちの草陰に潜んで光を放っていました。
数匹が、すーと流星のごとく流れて行きました。
中には感動した子供もいたことでしょう。
思い出の一つになってくれるでしょうか。
私達は、ほとんどの毎日が暗いと言っても良いかもしれません。
心配事とやらなければならないことの連続です。
一瞬、見呆けました。
一夜明け、山ごぼう(雄山火口)を早朝から採りに行きました。
山のふもとから荒れた林道を分け入りました。
歩くこと30分。
山ごぼうの群生が、沢沿いに連なっているところに出ました。
行った三人は、それぞれ夢中になり採り始めました。
10分も採りました。
はぐれた人に「おーい」と呼びかけます。
「採れたか。もう帰るの」と離れた場所から聞こえます。
地域の食材でパン作りに夢中の妻のリクエストで、この山ごぼう採りは始まりました。
5月に採って冷凍していたよもぎが切れた。と妻が言う。
私が、友人に伝える。では、山ごぼうを採りに行こうとなった。
友人の奥さんに山ごぼうの処理の仕方を教えていただく。
たくさんの山ごぼうの葉は、次々と処理されていく。
すこし飽きてしまった妻は、例によって、ネットで山ごぼうを検索する。
Masato Koizumiさんの「かわ遊び・やま遊び」の「山遊び」に詳しく解説されていました。
素晴らしい内容だと、妻は私に語りかけます。
ほうほうとはいかぬまでも、私はブログを書き続けます。
静かになった私をそのままにして、山ごぼう処理に戻っていきました。
雄山火口(オヤマボクチ=山ごぼう)は忘れられない植物になりました。
葉の裏側の白い部分は火口にされているとのことでした。
山ごぼう 妻と語らう 種になれ
2016年6月26日