故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

蛍と山ごぼう

2016-06-26 13:54:55 | よもやま話

さっそくやまごぼう(雄山火口)を絵にしました。
採りに行けたのが嬉しい。

草陰から出て来た源氏蛍です。
尾は輝いていますが、持参したカメラでは写りませんでした。
よって、懐中電灯で照らすと蛍の光も消えることになりました。
中央左に黒く見えます。


螢川(ほたるがわ)は、宮本輝の小説。
1978年に第78回芥川賞を受賞した作品である。

今日のタイトルは「蛍とごぼう」です。ごぼうについては、後ほど書きます。
子どもたちだけでなく、連れて来た母親も見たことがないという。
昨晩の蛍見物は、中々の成功でした。

蛍川のように、塊となるような印象的なものではありません。
源氏蛍があちこちの草陰に潜んで光を放っていました。
数匹が、すーと流星のごとく流れて行きました。
中には感動した子供もいたことでしょう。
思い出の一つになってくれるでしょうか。

私達は、ほとんどの毎日が暗いと言っても良いかもしれません。
心配事とやらなければならないことの連続です。
一瞬、見呆けました。

一夜明け、山ごぼう(雄山火口)を早朝から採りに行きました。
山のふもとから荒れた林道を分け入りました。
歩くこと30分。
山ごぼうの群生が、沢沿いに連なっているところに出ました。
行った三人は、それぞれ夢中になり採り始めました。
10分も採りました。

はぐれた人に「おーい」と呼びかけます。
「採れたか。もう帰るの」と離れた場所から聞こえます。

地域の食材でパン作りに夢中の妻のリクエストで、この山ごぼう採りは始まりました。
5月に採って冷凍していたよもぎが切れた。と妻が言う。
私が、友人に伝える。では、山ごぼうを採りに行こうとなった。

友人の奥さんに山ごぼうの処理の仕方を教えていただく。
たくさんの山ごぼうの葉は、次々と処理されていく。
すこし飽きてしまった妻は、例によって、ネットで山ごぼうを検索する。
Masato Koizumiさんの「かわ遊び・やま遊び」の「山遊び」に詳しく解説されていました。
素晴らしい内容だと、妻は私に語りかけます。

ほうほうとはいかぬまでも、私はブログを書き続けます。
静かになった私をそのままにして、山ごぼう処理に戻っていきました。

雄山火口(オヤマボクチ=山ごぼう)は忘れられない植物になりました。
葉の裏側の白い部分は火口にされているとのことでした。

山ごぼう 妻と語らう 種になれ

2016年6月26日

コメント
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