故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

欠点を補う

2015-09-29 06:13:45 | よもやま話
友人たちと大笑いでした。

    
凸と凹。
私達の人間関係です。
前に出る人と支える人。
落ち込む人と慰める人。

お互いに刺激を受けて高め合えると良いですね。
それには、欠点をさらけ出せる関係がなければなりません。
こんな人だから。

女の人もさまざまです。
几帳面な人もいれば、大雑把な人もいます。
私は、その都度変わったような気がします。

根が几帳面な方なので、
几帳面な女性には、感謝をし
大雑把な人のお手伝いをします。

誰しもこだわりがあり、ここだけは譲れない点があります。
それが個性です。またどうしようもない欠点でもあります。
美意識も生きざまも違うため、欠点が目にも止まります。

欠点は優しくフォローしましょう。
その人は欠点だと思っていないのですから。
正面から向き合うのではなく、傍目で見る程度で良いのです。

亡きかみさんはあずま女、私は西の人間でした。
結婚当初、好みの味が違いました。塩味の加減のことです。
一年が経った頃、お互いの好みの味は一致しました。
そして長い年月のうちに、健康に対する考え方も加わり、
かみさんの味は極薄になってきました。
私には、その味を再現できない位の塩梅です。

今の妻は、同郷です。
不思議なことに、これまた味の好みが違いました。
鰹節の味付けに慣れた私は、いりこだしに少し抵抗がありました。
これもあれこれ調整し、今では良い塩梅です。

欠点とはいかないまでも、お互いの気持ちを尊重すると、違いが気になります。
そんな時は、家庭の味が出るまで挑戦することです。

今日のテーマは、「欠点を補う」です。

大事なことは、相手に気づかれない程度に補うことです。
正面から「ここが欠点」と決めつけないことです。
欠点であり、その人なりのこだわりなのですから。
自分のことはわからないものです。テープレコーダーで聞く声は、
他人のようです。少し嫌いです。甘ったれた声に聞こえますから。

相手といい加減に話していると、欠点が気になります。
相手と真剣に向き合うことで、欠点も許せます。
こんな人なんだと分かり合えるのです。

稲穂たれ 拝み揉むよに 米を研ぐ

2015年9月29日

コメント
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