故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

自由を考える

2015-09-04 05:57:14 | よもやま話
    静岡で見た大海原です


自由について考えてみましょう。
   
カントは、
意志が感性的欲望に束縛されず、理性的な道徳命令に服することで、自律と同義。
サルトルは、
人間は構造上自由であり、したがって常に未来への選択へと強いられており、
それ故自由は重荷となる。
と広辞苑に出ていました。

どちらも、人間は自由であるべきと言っています。
誰かに言われて行動するのではなく、自分の理性で行動できるのです。
自由であるためには、
今にこだわらず未来はさらに自由であろうとするために苦労する。
と言ったことでしょうか。

私は、自分の考えで行動してよいのです。
そして少しずつ、過去にとらわれず明日に希望を持てば良いとも取れます。

勝手な解釈です。
哲学的には、難しいのでしょう。

冒頭の絵のように、
景色を素晴らしいと感じるのは、個人の感性によるのです。
だからと言って、「このまま、ここで」とはいかないのです。

生きていて、自由だと感じられると良いのです。
お金のために働きます。
誰かに指示されて、納得できなくても実行します。
こんなことは、毎日のことです。

少しの時間でも、物思いにふけり楽しいと思うことができたら良いのです。
自分が自由と感じられることにより、人も自由であってほしいと思えることです。
その人の自由を讃えてあげるくらいが良いのです。

よくやってるね。面白い。素晴らしいじゃない。

と言ってあげられると良いのです。
心に浮かぶこと(本音)を話せる友がいると良いのです。

お前、本当に馬鹿だね。
と言ってくれる友のことです。

友人に甘えてばかりもいられません。
自分も日々生き抜かなければならないのです。
心の自由を残すために。

あれはええ 海に叫びし 解き放つ

2015年9月4日

コメント
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