いつまで、こんな笑顔を見せてくるのでしょう。
妻が、美味しそうにぜんざいをすすっています。
ずずっーと飲み込んでいます。好きなのですね。
冒頭の絵は、孫娘6歳の笑顔です。
やはり、無邪気とはいかなくなりました。
少し照れが入ってきました。
それでもありがたい。
平凡な毎日のようです。
昨日と今日とでは何にも変わらないようです。
つまらないと思われますか。
そうですね。そうかもしれません。
子どもの成長を見た時に、その考えや感慨は吹き飛んでしまいます。
やれやれと思うのです。いつの間に。
不満を持っていると、楽しいことも嬉しいことも見失ってしまいます。
日々、刻々と変化しているのです。
なんでもいきなりできるようにはならないのです。
こうして、ああしてと繰り返すうちにできるようになります。
「こうして」がなければ、「ああして」もないのです。
平凡をなめてはいけないのです。
非凡な才能もすぐには産まれないのです。
血のにじむような努力からそうなるのか、
好きなことが高じてなるのか。
毎日、体調も変わるし、気分も塞いだり高揚したり様々です。
今日の感触は、やはり今日しか感じないのです。
毎日、日々を切り取っています。
確かに昨晩のごはんのメニューは忘れてしまいました。
そのうち、食べたのかも忘れるような気がします。
その変化が楽しめるようになりたいものです。
あれっ、できるようになったは若い時に何度も感じました。
悔しいけれど、今は頭の中でしかできるようにはならないのです。
しかたがありません。腰が今日は少し伸びるかな。
それでも良いのです。
あの野郎に頭に来なくなったでも良いのです。
どうせ怒りも喜びも長続きしないのです。
なになにちゃん、また笑顔を見せてね。
酔っぱらい 癒しどころで 無口なり
2015年9月16日