故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

息子

2015-09-18 06:23:11 | よもやま話
息子を描いたのですが。


ありゃりゃと言う感じです。
息子が、少し太り気味です。
私の若い頃によく似てるようでもあるし、違うようでもあります。
親子とは不思議なものです。

初めての感覚です。

他の親子を見ることがあります。
どちらかの親に似ているものです。
他人の方が、気付くかもしれません。

似ていると思うと、なんとなく書きにくいものです。

息子だけでなく、どの子も今のところ優秀ではありません。
2年前に家を出てからは、子供と言えど少し距離があるようです。
それは良かったことと思います。
母に倣って、「さん」付けで呼んでいます。

息子は、しっかりしている妹が姉のようでした。
この頃、その関係が少し変わってきているようでした。
息子は、息子なりに大人になってきました。
理屈っぽくて、ひがみがちであった性格が少し寛容になっていました。
彼なりに苦労したのでしょう。良いことです。
かみさんが、初めての男の子でとまどいながら育てたのです。
甘やかしたと言っても良いかもしれません。

世間は甘くないのです。
母はもういないのです。
父は、遠くに行ってしまったのです。
頼るのは、自分と考えるようになったのでしょうか。

親離れ、子離れは進んでいます。
私が家を出たのは良いきっかけだったかもしれません。
新しい妻は、まだ子供達に受け容れられません。
この先もそんなことが続きます。

家族と離れて暮らす人は多いことでしょう。
家族と一緒に暮らしたくてもできない人達も多いことでしょう。

故郷は、遠きにありて想うものとは少し違う感覚です。
いつでも会えるのです。そして笑いあえるのです。
一緒にいなくても良いのです。
仮に私が家に居ても、彼らはいずれ巣立つのですから。

家は息子に譲ることにしました。
私は、終の住処探しです。

空き家情報を見ました。
田舎に行くほど、不便な場所になるほど好条件の物件があるようです。
出来ればそんなところに住みたいものです。
どうなりますことやら。

親巣立つ 砂丘の向こう 月明かり

2015年9月18日

コメント
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