故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

夏の終わり

2015-09-07 07:30:37 | 思い出話
花海に溺れんばかりアゲハ蝶です。


ごくごくと底なし沼のような我が胃袋でした。
仕事のあと、風呂に入り、カラカラの喉へビールを流し込みました。

身体全体が吸い取り紙のようでした。

今は、もうそんなに飲めません。
これからは、ワインや冷酒です。

そして熱燗の季節が待ち遠しい。
身体の構造が解らんばかりにスーッと入って行きます。
日本酒は、空き腹に飲むのが一番です。

ヨーロッパでは、雪や氷の上でホットワインです。

三歳の男の子は、お気に入りのキャラクターの決めポーズを
飽きずに繰り返します。
ラーメンやで、子供にだけサービスで出たアイスクリームを見て、
爺と僕の顔が映っていると説明してくれました。
スプーンでつついた微妙なあとがそう見えたのでしょう。
素晴らしい想像力です。だんだんと現実的になってくるのです。

昨日は、亡き妻の墓参りを家族みんなでしました。
孫の成長だけでなく、子供達がそれぞれ大人になって行くのを実感しました。

転職に悩む末娘は、出版社の企画をやりたいといっていました。
我が家のキーワードは、「プロジェクト」のようです。
なんとなくこの言葉が理解できる大人になったようです。
それぞれが、目指すプロジェクトに進めばよいのです。

皆を巻き込む熱がなければならないよ。
繊細でかつ大胆にプロジェクトは遂行するんだよ。
聴いたり視たりした現象を言葉で的確に伝えなければならないんだよ。
相手(顧客)のニーズを真に知るには、猛勉強しなければならないんだよ。

どれを言っても、末娘は目を輝かして聴いています。
お父さんが、先輩になる瞬間でした。


村はずれ 子供迷わず 道しるべ 

2015年9月7日

コメント
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