故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

家族を尊重

2015-09-22 05:36:38 | よもやま話
   孫娘が大好きな二人の男です。


シルバーウイークも、もう後半です。
日曜日早朝、高速道路中央道下り線が混みあい、甲州街道も車でいっぱいでした。
街中も、家族連れでいっぱいでした。
長雨のあとの晴れの天気でもあり、外へと気持ちが向いたことでしょう。

今日のテーマは、「家族を尊重」です。

このテーマは、書きにくいものです。
家族こそ、社会性の出発点であり、最後にはもどる場所です。
子供も親もお互いに選べないのです。
逃げられない関係ゆえに、やっかいでもあります。

遠い親戚より近くの他人。
気の合う仲間と和気合いあいと過ごす。
しかし、体調が優れなくなると関係は途絶えがちになります。
家族は、そうはならないのです。

両親は、苦労して子供を育てます。
どこから、あのエネルギーは湧いてくるのでしょう。
疲れはて朽ちるように死んでいきます。
誰でも、平均7年間は誰か(家族、介護、病院)の世話になるのです。

結婚すると、家族が増えます。相手の家族です。
亡きかみさんの代わりに、義理の兄の後見人をしています。
毎週、川崎まで通っています。満4年が過ぎました。
でもそのほかの家族とは断絶状態です。
お互いに関わりたくないというのが本音でしょう。
体調がすぐれず、思うように身体が動かせないのです。
まだ元気なものが動かなくてはならないのです。
これがなかなかできないのです。

「家族を尊重する」の意味を考えています。
障害児の親は、だんだんと強くなると妻から教えてもらいました。
息子と娘は、毎週日曜日に長女夫婦の二人の子供の面倒を見ています。
もう2年になります。老犬ジンも彼らが支え続けています。
彼らの中にあるのは、私達がやらなければならないという
使命感のようなものだと思います。

一番身近な家族を尊重している。
義務感だけでは続かないのです。
尊い命と向き合っているのだと思います。

他人通しも、尊重しあわなければ関係は続きません。
妻を愛することは、妻を尊重しているからです。
妻のどうでも良いような話を真剣に聞けるのです。

家族を尊重するものこそ、尊重されるように思います。
お互い様なのです。

冒頭の絵は、孫娘と彼女の父とおじさん(私の息子)です。
三人共仲良しです。

家の駄馬 使うしかないと スイス人

2015年9月22日

コメント
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