昨日のこと。シロツメクサの花でシロモンノメイガを見かけました。もちろん,蜜を吸いに来ていたのです。
シロモンノメイガは花を訪れるガとして知られていますが,どうしてか,吸蜜している具体的な画像はネットでは見かけませんでした。シロツメクサの花と,このガとの組み合わせはあったのですが,吻を伸ばして蜜を吸っているのがわかる画像は見当たらず。
わたしは,こうした場合,きっちり吻の様子を撮ろうと思います。漠然とした画像では,生態に迫る上で説得力のある画像にならないでしょう。「ここで,確かにこうしていた」という姿こそ貴重だと思うのです。
その気持ちで迫って行きました。吻が花の中に……。
吻の動きはほんとうに速い!
大きなカーブを描くことも。まるで大物のかかった釣り竿のよう。
ところで,ネット情報を見ているうちに「成虫は5-6月、8-9月の2度出現する。幼虫の食草は未知」とあるのを見つけました。10月の出現は時期外れといえそう。それに幼虫の食草が未知だなんて。まだ突きとめられていないのがふしぎなほど!